お知らせ
2011年8月7日掲載
●「立秋」は、インフルエンザの備え初めです!

  太陽が黄経135度点に達し、一年で最も暑い日、暑さのピークが「立秋」です
  立秋とは二十四節気ですので、これを「暑さ時計」と例えるとちょうど正午が立秋です。
  今日を境に季節は涼しい方向へと下っていくものの、残暑は厳しく、夏バテの出る時期となります。
  冷たいものの暴飲暴食は避け、秋冬へのカラダの備えをしっかり整えたいのが立秋のころでもあるのです。
 

「立秋」は・・・インフルエンザの備え初め、と覚えましょう。

  今年の夏は手足口病が、乳幼児を中心に大流行をしました。
  これはウイルス性の感染症で、いわゆる夏風邪の1種です。 免疫力や体力を備えられるはずの夏にそれらを消耗してしまっては・・・秋以降に流行期をむかえるインフルエンザに対し、ますます油断ができなくなりました。
  手洗い、うがい、咳エチケットを1年中の生活習慣にして、夏の感染症も冬の感染症も予防しましょう!

● 「手洗い」「うがい」を生活習慣にしよう! ●
●手洗い 石鹸を使って隅々まで洗いましょう。また、流水で「流し落とす」ことが重要です。アメリカ(CDC)ではこの所要時間15〜20秒を「ハッピーバースデー」を2回歌うくらいと表しています。石鹸で洗うのに2回、流すのに3回歌えるくらいがベストです。
 @手全体を流水でぬら して、石鹸等を手に取
 り、手のひらをこすり合 わせて泡立てます。
 A手の甲に、石鹸をの ばすようにしてこすりま す。
B指先や爪の間を念入  りにこすります。
 C指の間もしっかりと洗 います。
 D親指と手のひらをね じり洗いします。
 E手首もくるくると、回 すようにして洗います。
 F石鹸とともにウイルスを洗い流す要領でしっかりとすす ぎ、ペーパータオルまたは清潔なタオルで水分をふき取ります。   
 アルコール製剤の場合も@〜Eの順で洗います。
●うがい 
@食べかすを洗い流すように、口の中をブクブクとすすぎうが
  いをして、口の中の水を捨てます。
A上を向いて、喉の奥まで水を入れ、10秒間ガラガラと強くう
  がいをし、口の中の水を捨てます。
  これを2〜3回くりかえします。

● 「咳エチケット」を生活習慣にしよう! ●
 @ マスクは鼻と口、あご周辺に隙間が出来ないように着用します。
はずすときは、ヒモを持って顔からはずし、マスクの内面にふれないように捨てます。
A インフルエンザにかかったときは、解熱後2〜4日間はマスクを着用してください。
熱が下がってもウイルスは体内にまだ存在します。
B 咳やくしゃみをしているときはマスクを着用し、周囲へ飛沫が飛ばないよう注意します。  
C 咳やくしゃみは2m飛ぶといわれています。
ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて1〜2m離れましょう。ティッシュなどがない場合は手は使わないで、服の袖などで押さえましょう。手を使ってしまった場合は、その手でドアノブなど共有物に触らないようにし、すぐに洗い流します。
D 鼻水・たんなどを含んだティッシュは、フタ付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋などに入れてしばって捨てましょう。


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