■「食育」とは・・・
「食育(しょくいく)」とは、「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間になろう!というものです。
生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習、経験等の取組みをすすめています。
料理教育ではなく、食に対する心構えや栄養学、伝統的な食文化、食ができるまでの第一次産業についての総合的な教育のことです。
わかりやすく例えれば・・・「枝豆」とは大豆の若い実で、畑にどんな形で成っているのか今の子供たちにもわかってほしい・・・という取り組みなのですが、子供に限らず知らない大人も多いことが問題です。 |
■日本の食文化
日頃食べているもので気にすべきは、カロリーや調理法だけでなく、季節(旬)や産地、文化等も考えてみると、より一層楽しく味わいも深くなるものです。
例えば和菓子で、「桜餅」には道明寺と長命寺があって、大島桜の葉で包むんだって、となれば大島桜とはどんな花を咲かせるのか、春になったら見にいこう!とか、好奇心の枠がどんどん広がろうというものです。
そんな広がりを楽しませてくれる食事を「食文化」と呼びたいですね。
あれダメこれダメとダメを重ねるつらいカロリー引算をするよりも、低カロリーで謎多き和食に凝ってみてはいかがでしょう。心にゆとりもできそうです。 |
■朝ごはんを食べましょう
脳の活動エネルギーは主にブドウ糖ですが、ブドウ糖は体内に大量に貯蔵しておくことができず、すぐに不足してしまいます。空腹状態の朝の脳は、エネルギー欠乏状態です。しっかり朝ごはんを食べないと、脳のエネルギーが不足し、
集中力や記憶力も低下してしまいます。
気持ちよくシャキッと1日を始めるためには、朝からしっかり「朝ごはん」です。
ごはんは粒食なので、ゆっくり消化・吸収され、なだらかに血糖値を上げ長時間維持します。脳にとって非常に安定したブドウ糖の供給源です。
どんなに忙しい朝も、せめてコンビニのおにぎりを食べましょう。 |