お知らせ
2011年10月10日掲載
●10月10日は「目の愛護デー」です

  現代人は日常、目を酷使しています。
  ビジネスでもプライベートでも、パソコンや携帯・スマホ等が欠かせなくなり、朝から寝るまで「目は疲れて」います。
  とくに症状がなくとも、半年に1回くらいは眼科専門医を受診して、視力検査、眼圧検査、眼底検査、視野検査などの基本的な検査を受けて、自分の目のことを知っておきましょう。
  早期発見、早期予防は、目の病気にもとても大切なことです。
 

  「目の疲れ」・・・実はストレスによる心の疲れかもしれません
■目の疲れとは・・・
  目の疲れという言葉は日常よく使います。目を使う仕事をしたり、パソコン等を見つめ過ぎたあと、目がショボショボしたり、焦点が合い難くなると「目が疲れた」といいますね。でも本当に「目」が疲れただけでしょうか?
  実は、目の疲れという言葉は、目を酷使したことによって起こったと本人が思った症状を漠然と指して使っていることが多く、「目の疲れ」とは目だけではなく、からだや心も疲れている状態のようです。
■目の疲れによい休息とは・・・
  根をつめて何時間も続けて細かい手作業をするのはよくありません。
  3時間の作業をしなければならない時でも、続けて3時間する場合と1時間ずつに分けて間に10分ずつでも目を休める時間をとるのとでは、目に対する負担が大きく違ってきます。これは目を休めるだけでなく気分転換にもなり、精神的にもよい効果があります。
■目と心に休養を・・・
  時間がある時はぼんやりすることも大切です。
  昔からよく言われている「遠くの山を見ることは目にとってよい休養」に、本当になるのです。遠くの景色、できれば樹々の緑がいいのですが、ぼんやり眺めていると、精神的にもぼんやりすることができ、からだ全体の緊張がほぐれ、目の筋肉もほぐれるということです。
■目の定期健診を受けましょう
  もちろん、ただの目の疲れと、あなどってはいけません。
  睡眠を十分とったのに目に疲れが残るようなら注意が必要です。疲れ目を放っておくと、目以外にも、肩こり、首のこり、頭痛、イライラなど、からだ全体に症状がでてきます。これを「眼精疲労」といいます。また「ドライアイ」と関連があることもあります。
  目を休める工夫をしたり、まばたきの回数を増やすなどして十分目をいたわって、40代から始まるさまざまな視力障害に備えて、半年に一度は目の定期健診を受けておきましょう。


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