お知らせ
2011年11月7日掲載
●「喫煙習慣」というルーチン、見直してみませんか その@
 - 喫煙は依存症?-  

 その一本は落ち着きますか、またはおいしいと感じますか?
 そう感じるタバコの効用こそが、いわゆる「ニコチン依存症」という病気です。
 タバコを吸うと肺から吸収されたニコチンが脳の神経細胞を刺激し、神経伝達物質であるドーパミンの放出を促し、快感や覚醒効果を感じるようになります。さらに、そのようなニコチンによる強い刺激を繰り返すことで、ニコチンを補給しないと本来の正常な機能が営めない状態にし、依存が形成されていきます。
 喫煙は趣味・嗜好ではなく、「薬物依存」という病気です。自身の意思ではなく、吸わされているという現実を受け止め、タバコにしばられない暮らしをしたいものです。
 

身体的依存 精神的依存 
 急速に肺から脳内に吸収されたニコチンは、ドーパミンの分泌を促し、快感や報酬感といった快の感覚を与えます。しかし、数時間で体内から消失するため、再びニコチンを体内に取り入れようと中毒症状が発生します。「いらいらする」、「落ち着かない」などといった症状が、まさにニコチン切れの状態です。 タバコを吸うことで、「気分が落ち着いた」、「集中力が高まった」、「ストレスが軽減された」などの脳への記憶や、長きに渡る喫煙習慣が日々の生活習慣として身についてしまっている状態で、やめたくてもやめられない精神状態をつくり出します。
 



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※明日11/8(火)は、「A喫煙による影響って?」を掲載します。

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