2011年11月9日掲載 |
●「喫煙習慣」というルーチン、見直してみませんか そのB
- がん・生活習慣病 - |
日々の生活の中で目に見えないけど確実に蓄積されている喫煙のリスク。すぐに身体に影響が出るのであれば、やめることは意外と容易かもしれません。しかし、健康に悪影響だと頭では分かっていてもやめられないのは、「自分は大丈夫かもしれない」、「いつでもやめられる」といった過信がどこかにあるからではないでしょうか。 そのような長期間に渡る好ましくない生活習慣が招くのは生活習慣病、肺がん、動脈硬化、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などといった恐ろしい病気のオンパレード。 「百害あって一利なし」とは昔もいまもよく聞きますが、まさにその通りです。あなたにとって喫煙とは何でしょうか。 |
喫煙が引き起こす病気 がん タバコの煙に含まれる有害物質の中には発がん性の化学物質が多数あり、その代表格がタールです。この発がん物質が細胞の遺伝子に傷をつけ、がん化させていきます。特に、肺がんと関連づけられることが多いのですが、その他にも消化器系や泌尿器系などのがんとの因果関係もあるとされています。
循環器疾患 喫煙により一酸化炭素が血液中に流入し、血管や心臓に傷をつけて血栓をできやすくし、動脈硬化を促進させます。また、ニコチンにより血管が収縮し血圧を上昇させ、高血圧を導きます。このような状態が慢性化すると、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの病気も引き起こします。
呼吸器疾患 タバコの煙の中に含まれる有害物質を吸い続けると、肺は常に炎症を起こした状態になり呼吸機能が低下し、肺炎や気管支炎などを引き起こします。最終的には「タバコ病」との別名もあるCOPD(慢性閉塞性肺疾患)に至ることもあります。空気の通り道である気道が狭くなり、呼吸が困難になる非常に恐ろしい病気です。
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