お知らせ
2011年11月15日掲載
●インフルエンザ対策・・・咳エチケットで集団感染に気をつけよう!

  「風邪は他人にうつせば治る」とかいいますが、意外なことに、風邪の症状がひどい時よりも、風邪が治りかけた人や治りたての人、またひき始めの潜伏期間の方が強力なウィルスを出しているのです。
  それはインフルエンザも同様です。
  かかったかな?治ったかな?の頃が一番ウイルスを拡散することを心得て「咳エチケット」を徹底し、「集団感染」への恐れを回避しなくてはなりません。
 

ひとりひとりの危機管理意識が大切

  もしも職場でインフルエンザ集団感染を起こした場合には、職場閉鎖や事業所の休業など企業経営上、重大な事態を招くことになってしまいます。
  そうならないようひとりひとりが危機管理意識を持ちながら、日頃からの予防対策として「手洗い・うがい」や「マスクの着用・咳エチケット」を日常習慣とするなど、自己防衛に努めていただくようお願いします。
  大人はもちろんのこと、お子さんにも教えてあげてください。

●うがい・手洗いを習慣にしましょう
  外から帰ったら、うがいと手洗いです。 冬に限らず1年中の習慣にしましょう。
●インフルエンザ予防接種は早めに済ませましょう
  インフルエンザ予防接種はもうお済ませですか?
  インフルエンザワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5か月とされています。12月上旬頃までには接種を済ませておきましょう。

◆ 確認しておこう!「インフルエンザ」の症状 ◆

●インフルエンザの症状
  インフルエンザの最も典型的な症状は、突然38℃からときに40℃以上の高熱を発します。 発熱と同時に悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛や全身の倦怠感がおこります。 続いて咳やくしゃみ、鼻水、喉の痛みといった、風邪と同様の症状も現れます。
  倦怠感などの自覚症状はかなり重く辛いのですが、健康で体力のある人なら安静に保つことにより5日〜1週間で回復します。 しかし、重症化すると肺炎や脳炎、脳症などを起こす危険があるのです。
●通常の風邪との違い
  通常の風邪とインフルエンザとは症状は似ていますが、もっとも大きな違いが「突然の発熱」です。 普通の風邪が喉の痛み、くしゃみ、鼻水がそのまま主症状として続くことが多いのに対して、インフルエンザはまず悪寒、頭痛とともに急に高い熱が出ます。 また関節痛、筋肉痛、強い倦怠感などの全身症状が強いのも、風邪と大きく違うところです。
●インフルエンザの怖さ
  インフルエンザウイルス感染においてもっとも注意すべきは、その感染力の強さと、肺炎や脳炎などを併発して重症化する場合があることです。
  高齢者、呼吸器や循環器・腎臓に慢性疾患を持つ人、あるいは糖尿病のような代謝の持病がある人、また免疫力が弱い人には、特に注意が必要です。
  また子供は中耳炎を起したり、熱性痙攣や気管支喘息を合併する場合があり、さらに深刻なのが急性脳症です。 毎年報告されるインフルエンザ脳症患者50〜200人のうち死亡率は10〜30%にもなり、いまだに原因は不明です。

● 身につけよう!「咳エチケット」 ●
@ マスクは鼻と口、あご周辺に隙間が出来ないように着用します。はずすときは、ヒモを持って顔からはずし、マスクの内面にふれないように捨てます。
A インフルエンザにかかったときは、解熱後2〜4日間はマスクを着用してください。熱が下がってもウイルスは体内にまだ存在します。
B 咳やくしゃみをしているときはマスクを着用し、周囲へ飛沫が飛ばないよう注意します。
C 咳やくしゃみは2m飛ぶといわれています。
ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて2mは離れましょう。
ティッシュなどがない場合は手は使わないで、服の袖などで押さえましょう。手を使ってしまった場合は、その手でドアノブなど共有物に触らないようにし、すぐに洗い流します。
D 鼻水・たんなどを含んだティッシュは、フタ付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋などに入れてしばって捨てましょう。

〜 予防接種はもうお済みですか? 〜
ワクチンの効果が出るまでには2週間程度かかります。
流行する前に必ず接種しましょう!

● 平成23年度インフルエンザ予防接種実施概要表 ●
愛知県内 愛知県外
 1.実施方法 @愛知県医師会の実施医療機関に
  おける「受診券」対応
×
A事業所巡回接種 ×
B当組合の指定機関
C補助金実施分
×
 2.対象者 すべての本人・家族(被扶養者)
 3.補助限度額 2,000円
愛知県内にお住まいの方は、今年度から原則として補助金対応をいたしませんので、
「受診券」などにより実施していただきますようお願いいたします。
 


◆ インフルエンザにご注意ください ◆

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