お知らせ
2011年11月17日掲載
●インフルエンザ対策・・・うがい、手洗い、咳エチケット!

  手洗いは、かぜ、インフルエンザ、ノロウイルス等ウイルス感染を防ぐ上でとても重要であることは世界の常識です。

  特にインフルエンザウイルスは感染力が強く、咳やくしゃみで出た飛沫を直接吸込んで感染することが多いようですが、飛沫で汚染された手指や物、周囲環境の表面から手を介する「接触感染」も、感染経路のひとつとなっています。

●「接触感染」を手洗いで防ごう!
  インフルエンザの流行時期には、電車の吊革やドアノブなどから多くのウイルスがよく分離されるそうです。 ドアの取っ手、テーブルの表面で2時間あるいはそれ以上の時間、ウイルスは感染性をもっていることが知られています。

●「石けん」や「アルコール製剤」を使いましょう!
  インフルエンザウイルスは、エンベロープという脂質性の膜をウイルス粒子のいちばん外側にもっています。 脂質性のエンベロープとは、水に溶けにくく油に溶けやすい性質で、エンベロープを持つウイルスはアルコール消毒剤などに対する抵抗性が弱く、作用の穏やかなものでも効果があります。
  また、石けんなどの界面活性剤は、脂質性の相互作用で付着したウイルスを落としやすくしてくれます。 石けんと流水(またはお湯)で手を洗いましょう。
  石けんと流水が使用できないときなどは、アルコール系の速乾性手指消毒剤が便利です。

●手肌のケアも忘れずに!
  お湯を使ったりの頻繁な手洗いや、手指のアルコール消毒は手荒れにつながることがあります。 手荒れがあると手洗いがおろそかになってしまいますので、手洗い、手指消毒のあとは、手肌のケアも大切です。

●咳やくしゃみを直接「手」でおおわない習慣をつけましょう!
  咳やくしゃみは2m飛ぶといわれています。 ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて2mは離れましょう。
  ティッシュなどがない場合は手は使わないで、服の袖などで押さえましょう。手を使ってしまった場合は、その手でドアノブなど共有物に触らないようにし、すぐに洗い流しましょう。


● 毎日の習慣にしよう!「手洗い」「うがい」 ●
●手洗い 石鹸を使って隅々まで洗いましょう。 また、流水で「流し落とす」ことが重要です。 アメリカ(CDC)ではこの所要時間15〜20秒を「ハッピーバースデー」を2回歌うくらいと表しています。 石鹸で洗うのに2回、流すのに3回歌えるくらいがベストです。
 @手全体を流水でぬら して、石鹸等を手に取
 り、手のひらをこすり合 わせて泡立てます。
 A手の甲に、石鹸をの ばすようにしてこすりま す。
B指先や爪の間を念入  りにこすります。
 C指の間もしっかりと洗 います。
 D親指と手のひらをね じり洗いします。
 E手首もくるくると、回 すようにして洗います。
 F石鹸とともにウイルスを洗い流す要領でしっかりとすす ぎ、ペーパータオルまたは清潔なタオルで水分をふき取ります。   
 アルコール製剤の場合も@〜Eの順で洗います。
●うがい 
 
@ 食べかすを洗い流すように、口の中をブクブクとすすぎうがいをして、口の中の水を捨てます。
A 上を向いて、喉の奥まで水を入れ、10秒間ガラガラと強くうがいをし、口の中の水を捨てます。
これを2〜3回くりかえします。

● 身につけよう!「咳エチケット」 ●
@ マスクは鼻と口、あご周辺に隙間が出来ないように着用します。はずすときは、ヒモを持って顔からはずし、マスクの内面にふれないように捨てます。
A インフルエンザにかかったときは、解熱後2〜4日間はマスクを着用してください。熱が下がってもウイルスは体内にまだ存在します。
B 咳やくしゃみをしているときはマスクを着用し、周囲へ飛沫が飛ばないよう注意します。
C 咳やくしゃみは2m飛ぶといわれています。
ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔を背けて2mは離れましょう。
ティッシュなどがない場合は手は使わないで、服の袖などで押さえましょう。手を使ってしまった場合は、その手でドアノブなど共有物に触らないようにし、すぐに洗い流します。
D 鼻水・たんなどを含んだティッシュは、フタ付きのごみ箱に捨てるか、ビニール袋などに入れてしばって捨てましょう。


◆ インフルエンザにご注意ください ◆

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