お知らせ
2012年6月3日掲載
●6月4日は「虫歯予防デー」、口腔管理できていますか
  (2)毎日こつこつセルフケア

6月4日は虫歯予防デーです。
お口の健康管理「口腔管理」について考えていきます。

みなさんはプラークコントロールという言葉を聞いたことはありませんか?
虫歯も歯周病も、予防にはまず「プラーク(歯垢)」をきちんと取り除くことです。
なんとなくしている歯みがきを見直し、毎日のセルフケアと生活習慣の改善で、虫歯や歯周病を防ぎましょう。

◆プラーク(歯垢)と虫歯、歯周病◆
歯周病のもとになる細菌は、食べかすなどを餌としてプラークを作り、歯や、歯と歯肉の間にすみつきます。これが歯周組織に感染すると、歯周病にかかります。
また、歯と詰め物の間に段差やすき間などができると、プラークがたまりやすくなり、虫歯菌が侵入して虫歯になってしまいます。
間食後、歯みがきをしていますか? なかなかしませんよね。プラークをためてしまいやすいので、なるべく間食は控えましょう。とくに砂糖はプラークの餌になりやすいので要注意です。

プラークとだ液の関係とは・・・
だ液には、食べかすを洗い流す、細菌から口の中を守るなど重要な役割があり、だ液の分泌が減るとプラークがたまりやすくなってしまいます。
中高年になると、加齢や服用している薬の影響などで、だ液が減ることがあるといわれています。
●硬いものを食べよう
やわらかいものばかり食べていると、かまないので、だ液の分泌が少なくなります。なるべく硬いものを食べてかむ回数を増やしましょう。
よくかむことは、早食いや食べ過ぎの防止、消化の促進にもつながります。一石何鳥でしょう!?
●ストレスを減らそう
緊張すると口の中が渇くのは、だ液の量が減っているということ。ストレス解消を心がけましょう。

歯みがきのポイント
●回数
「毎食後しっかりと」が望ましいのですが、できなければ、1日1回は徹底的に!
就寝中はだ液の分泌量が減るので、寝る前にはきちんとみがきましょう。
●みがき方
奥歯の後ろ、前歯の裏側、利き手側の上部の裏(右手で歯ブラシを持つ人は、右上の裏側)は、みがきにくい箇所なのでとくに丁寧に。
●器具の使い方
電動歯ブラシは音波、超音波などさまざまなタイプがあるので、説明書をよく読んで正しい使い方をしましょう。
歯間ブラシ、デンタルフロスなどの器具は誤った使い方をすると歯肉を傷つけてしまいます。歯科医院で使い方を指導してもらうとよいでしょう。

 「8020運動」など、歯についてよりくわしく知りたいときは・・・

★ トップページから「紫外線情報」がご覧いただけます ★

関連項目はこちら

前のページに戻る   このページのトップへ

Copyright © since 2005 名古屋薬業健康保険組合 All Right Reserved.