お知らせ
2012年7月26日掲載
●「意識的な水分補給」が夏を乗り切るカギに

 節電意識の高まりで、過度に冷たいものを摂り過ぎてしまい、内臓を冷やしてしまう「節電反動冷え」の人が続出している一方で、熱中症で搬送される患者数が愛知県は全国1位(7月16日現在 消防庁 平成24年都道府県別熱中症傷病者搬送人員数(速報値))になっています。

 「飲み過ぎても×、飲まなくても×」・・・では、いつどのようにして水分補給をすればよいのか、今年の夏はいかに意識的に水分を摂るかがキーワードになりそうです。 

 普段はあまり考えることのない「水分補給」について、いま一度考えてみませんか。



● 知っておきたい!「水分補給」のあれこれ ●
 人間の身体の約60%は水分でできています。そのうち、約2%が失われると脱水症状になり、身体に不調をきたします。
 熱中症や脱水症状にかかりやすい夏は計画的に水分を補給するようにしましょう。また、過剰に摂り過ぎてしまうと身体に負担がかかり、むくみの原因になったり、倦怠感を感じたりするので、水分の摂り過ぎには注意するようにしましょう。
●水分補給は意識的にしましょう
 
 一度に大量の水分を摂ると、胃液が薄まり、胃の働きが悪くなって、消化不良につながることがあります。適量は体格や体質などによって個人差がありますが、「喉がかわいた」と感じる前に、こまめに、また、意識的に水分補給をするようにしましょう。 

●習慣化させたい!「起床してからの水一杯」
 

 寝ている間にも呼吸や汗によって身体の中の水分は失われていきます。起床直後は、喉の渇きを感じない人もいるかと思いますが、朝は水分が不足していて、血液の濃度が高い状態にあるので、しっかりと水分を摂りましょう。 

●状況に応じた水分を補給しましょう

 運動をすると汗とともに塩分も失われていきます。スポーツドリンクは塩分も含んでいるので、水より吸収が早く、脱水状態を起こしているときなどはオススメです。しかし、エネルギー補給の役割も担っているため、カロリーもやや高いので、日常生活での水分補給はミネラルウォーターやお茶などがよいでしょう。 

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