お知らせ
2012年8月14日掲載
●夏につくる、強いからだ(4)休息編
  しっかり寝て、疲労回復!

暑さで、寝つきが悪かったり、寝苦しさから夜中に起きてしまい、睡眠不足になっていたりしませんか?
体力勝負の夏だからこそ、しっかり寝て疲れをとり、すっきり目覚めたいものです。疲労回復がうまくできないと夏バテや熱中症を引き起こしてしまうので、予防のためにも「快適な睡眠」ができるよう工夫しましょう。

また、お盆休みや夏休みだからといって夜更かしを続け、生活リズムを乱してしまわないようご注意を。

●寝つきをよくするために、ふだんの生活からできること●
◆夕食はなるべく就寝3時間前までに
夕食後は消化で胃腸が活発にはたらくため、眠りにつきにくくなります。夕食はなるべく、就寝3時間前までにとりましょう。とくに肉類や油を使った料理は消化に時間がかかるので、早めの時間に。
◆入浴や運動で体温をいったん上げる
人は体温が下がる時に強い眠気を感じるといいます。
寝る1時間前に38〜39度くらいのぬるめのお風呂にゆっくりつかったり、ストレッチをしたり、一時的に体温を上げると、末梢神経が拡張して熱が逃げやすくなり、体温を下げるのに役立ちます。また、心身ともにリラックスするのも利点です。
ただし熱すぎるお湯やハードな運動は、目がさえてしまうのでNG。
◆室温や湿度を調整する
体温を下げて寝つきをよくするため、寝る前にエアコンを26〜28℃程度に設定し、約3時間後に切れるようにタイマーをセットします。つけっぱなしは、からだを冷やし過ぎてしまうので気を付けましょう。
また、湿度が低いと涼しく感じられ、高いと汗が蒸発されず体温が下がらないため、60%を目安に調整するとよいでしょう。寝ている間は新陳代謝が活発なので、パジャマは吸湿性のよい素材を選んで。
◆パソコン、テレビなどの光を見ない
パソコンやテレビなどの強い光は脳を刺激し、神経を興奮させるので、寝る直前に見るのは避けましょう。

●「寝酒」に頼るのはやめましょう●
寝る前にアルコールの力を借りる「寝酒」は、眠りが浅くなったり、のどが渇いて夜中に目覚める原因になったりと、睡眠の質を低下させるおそれがあるのでやめましょう。
また、コーヒーや紅茶などカフェインを含む飲み物も控えましょう。飲むならホットミルクや、カフェインを含まない温かいお茶などを。

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