お知らせ
2012年8月16日掲載
●健康管理とジェネリック医薬品

まだまだ暑い日が続いていますが、夏バテや熱中症などをおこさず、元気に過ごされていますか?
この8月、食事や衛生、運動、休息と、健康管理が「強いからだ」をつくることをお話ししてきました。
みなさんも日々の健康管理に留意されていると思いますが、それでも病気になってしまったとき、医療費の節約に役立つのが「ジェネリック医薬品」です。
「ジェネリック医薬品」とは…
新薬(先発医薬品)の特許期間が切れた後に製造・販売される「後発医薬品」で、先発医薬品より開発コストが抑えられており、価格が安くなっています。
先発医薬品からジェネリック医薬品に切り替えることで、自己負担額が軽くなり、医療費の削減につながります。とくに高血圧症や糖尿病、ぜんそくなどで長期的に薬を必要とする場合では、差額が大きくなることがあります。

◆ジェネリック医薬品について知りたい方のご参考に◆
厚生労働省ホームページ
「ジェネリック医薬品への疑問に答えます 〜ジェネリック医薬品Q&A〜」
(平成24年3月公表分に一部加筆・編集を行い、同7月に出された小冊子です)

◆ジェネリック医薬品に切り替えてみようかな?と思ったら◆
●お医者さんに相談してみよう
  ジェネリック医薬品を使用するには、医師の処方せんが必要です。また、ジェネリック医薬品がない場合や、医師の治療方針によっては薬を替えられない場合もありますので、医師にご相談ください

●処方せんをチェックしてみよう
  今年の4月から処方せんの様式が変わり、「後発医薬品への変更がすべて不可の場合の署名」欄から、薬ごとに変更の可否を書く様式になりました。これにより、たとえば、複数の薬のうち一つをジェネリック医薬品に替えるということができます。
  また、薬の「商品名(製薬会社がつけた名前)」ではなく、「有効成分名(一般名)」で書かれている場合、調剤薬局でジェネリック医薬品に変更できます。

●薬局で相談してみよう
  ジェネリック医薬品を使ったことがなく切り替えが不安な方は、「お試し調剤」という方法がありますので、薬局で相談してみてください。
  長期に服用する薬を処方された場合など、1回の処方せんで何回かに分けて薬を受け取ることができる「分割調剤」というしくみにより、最初の1週間程度、ジェネリック医薬品に変えて様子をみることができます。
  また、薬局でもらう薬の説明文書に、ジェネリック医薬品の有無や金額、在庫情報が書かれている場合があります。こちらもぜひ活用しましょう。

●自宅で調べてみよう
  ご自身で検索できる「かんたん差額計算」サイトで、現在処方されている製品名を入力し、どれくらい薬代を安くできるのか検索してみましょう。
当組合トップページ からリンクしています

ジェネリック医薬品を使いたいとき、
意思表示にカードやシールをご利用ください
●ジェネリック医薬品お願いカード
窓口で伝えにくいときなど、どなたでも意思表示できる
「ジェネリック医薬品お願いカード」をご活用ください。
診察券等と一緒に携帯し、毎回、病院や薬局の窓口に出すよう習慣付けてみてはいかがでしょう?
うっかり伝えそびれてしまった、ということも防げます。
●ジェネリック希望シール
当組合では、ジェネリック希望シール付きリーフレットをご用意しております。 シールは保険証や診察券、お薬手帳などに貼ってお使いください。
お手元にない場合や、ご家族で活用されるため複数枚必要な場合などは、当組合までご連絡ください。
(問い合わせ先 業務課 TEL 052-211-2439)

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