お知らせ
2012年9月16日掲載
●健康について考えてみませんか(3)喫煙

あなたは健康に自信がありますか?
運動もしているし、食事にも気をつけている。それでも実は「タバコ」がやめられない…

禁煙したい方、禁煙してみたが続かなかった、いったん成功したけれどまた吸ってしまった方。今から禁煙生活を始めませんか。
年末年始の宴会シーズンになると、酒の席ではつい吸いたくなってしまうかもしれません。そんなときでも「大丈夫!」と乗り切れるように、この時期からスタートしてみてはいかがでしょう。
タバコをやめられないのは、ニコチン依存症という病気だからです。意志の力だけでがんばるのではなく、医師のチカラを借りるのも手です。また、家族や友人、同僚など周囲に協力してもらい、無理せず進めていきましょう。

ひとりだけでがんばらず、遠慮しないで周囲の力も借りましょう
● 準備をしてからスタート!
禁煙する動機をはっきりさせましょう。(健康のため、小遣いの節約のほか、奥様のご懐妊など愛する家族のためにというのも原動力になりますね!)
お酒を飲む機会が少ない時期を選びましょう。
年末年始の宴会シーズンが始まる前、今がスタートのチャンスです!
灰皿やライターを捨て、本数を減らすのではなく、きっぱりやめましょう。
● 周囲の人に禁煙宣言して、協力してもらいましょう!
家族や友人、同僚などに禁煙宣言をし、禁煙仲間や禁煙した“先輩”を見つけましょう。
食後の一服、目覚めの一服とタバコが習慣になっている場合、吸いたくなったタイミングでお茶を飲むなど別の行動をくせづけましょう。そのとき、そばにいる家族などにも、一緒にお茶を飲んだりして協力してもらいましょう。
吸いそうになったら、周りにストップをかけてもらいましょう。
コーヒーやアルコールには利尿作用があり、ニコチンと反対の働きをするため、コーヒーやアルコールを飲むときはタバコがほしくなるといわれます。禁煙を始めて3週間程度はコーヒーやアルコールを控えたいものです。
また、周りの人が吸うと吸いたくなりやすいので、飲み屋や喫茶店に行く機会を極力減らしましょう。周囲に禁煙宣言をしていると、同僚や友人にも協力してもらいやすいですね。
くじけそうになったら、禁煙した“先輩”にどうやって乗り越えたかを聞き、禁煙仲間と情報交換しましょう。

薬局で処方せんなしで買える「禁煙補助薬」
医師によるサポートが心強い「禁煙外来」
●薬局で入手できる「禁煙補助薬」
禁煙補助薬は、使わない場合と比べて成功率が2〜3倍上がるといわれます。
薬局で買える禁煙補助薬のニコチン製剤は、ある程度のニコチンを体に吸収させることで、ニコチン切れによるイライラなどの離脱症状を和らげるものです。
皮膚に貼るニコチンパッチと口の中に入れるニコチンガムがあります。それぞれ特徴があるので、薬剤師に相談してみましょう。
●自分の意志だけでなく、医師の力も!「禁煙外来」
ひとりでの禁煙が難しければ、医療機関の禁煙外来を受診して、医師のサポートを受ける方法もあります。
禁煙外来では、定期的な面談や、離脱症状を和らげる薬、パッチなどの処方といった禁煙治療を行います。自費診療の場合と、一定の条件を満たせば健康保険で禁煙治療を受けられる場合があります。
禁煙治療に保険が使える医療機関情報最新版
(ニコチン依存症管理料算定医療機関)

<日本禁煙学会>

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