お知らせ
2012年9月27日掲載
●免疫力を高める食べ物

インフルエンザや風邪が気になる季節になってきましたが、対策はもう始めていますか?
私たちのからだには、「免疫」というはたらきがあり、病原体や異物から守ってくれます。
マスクやうがい・手洗いなど衛生面に留意するだけでなく、免疫力を高めて丈夫なからだをつくるために、食事にも気を付けてみませんか。
とはいえ、特別な食品ではなく、ごく一般的な食品を、ちょっと意識して積極的にとってみては? という提案です。気軽に取り組んでみましょう。

●栄養バランスよく食べて、免疫力をアップ!●
★たんぱく質
免疫細胞の材料になり、免疫細胞のはたらきに不可欠な酵素の主な材料でもあります。
→卵や魚介類、肉、大豆など
…普段のおかずでおなじみですね! ただし、脂肪のとり過ぎはメタボの危険を招くだけでなく、免疫力を下げるといわれるので要注意です。
★ビタミンA
病原体の侵入を防ぐ、腸やのどの粘膜、皮膚などを健やかに保つために必要です。免疫細胞を活性化する作用も。
→レバー、うなぎ、ニンジン、ホウレンソウ、カボチャ、ニラなど
…緑黄色野菜に含まれるβカロテンは、摂取したあと、体内でビタミンAに変わります。温野菜のサラダやスープでたっぷりとりましょう。
★ビタミンC・E
免疫細胞を活性化する一方で、免疫力を下げてしまう活性酸素を除去する「抗酸化作用」があります。
ビタミンC:かんきつ類、イチゴ、ブロッコリー、トマト、カボチャなど
ビタミンE:アーモンド、ピーナッツ、カボチャ、アボカドなど
…ビタミンC・E、ついでにAもあるのがカボチャです。煮物やグラタン、スープなどおかずに、パイやプリンといったデザートに、様々なメニューで大活躍!
★亜鉛・セレン
免疫細胞がはたらくための酵素をつくるのに必要なものです。亜鉛は免疫細胞の成熟にも欠かせません。
亜鉛:牡蠣、レバー、ゴマ、大豆など
セレン:イワシ、カレイ、大豆、玄米、白米など
…いずれも含まれるのが大豆です。たんぱく質も豊富で、一石何鳥にもなります。納豆や豆腐などを毎日マメに食べましょう。
★乳酸菌・オリゴ糖
乳酸菌など善玉菌をとると、腸内細菌のバランスを改善し、腸管免疫系を強化します。また、オリゴ糖は善玉菌のエサになります。
乳酸菌:ヨーグルト、チーズ、乳酸飲料など
オリゴ糖:きなこ、ゴボウ、タマネギ、ハチミツ、バナナなど
…ヨーグルトにきなこやハチミツ、バナナなどをトッピングすると、乳酸菌とオリゴ糖がいっぺんに摂取できます。朝食やおやつにどうぞ!

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