お知らせ
2012年11月14日掲載
●心掛けよう、インフルエンザ予防対策
B栄養編

 私たちは生活していくなかで、目には見えないさまざまなウイルスや細菌に日々さらされています。
 そんななかでも健康な状態でいられるのは、体内に入った異物から身を守る免疫力があるからです。しかし、この免疫力が低下すると、ただの風邪が大病を引き起こす可能性もあるので注意したいものです。
 食事は1日3食、規則正しく摂ること、また、栄養のバランスも考えて摂るようにしましょう。
 特に、これから寒くなるにつれ空気が乾燥し、ウイルスにとって住みやすい環境になるので、「手洗い・うがい」、「咳エチケット」など、自分でできる予防は積極的にしていきましょう。

     
 「免疫力」とは病気に対する抵抗力のことで、免疫力が低下すると感染症にかかりやすくなります。したがって、免疫力が高い状態を維持できれば、病気にかかりにくいだけでなく、万が一、かかった場合も早く健康な状態に戻してくれます。
 生活習慣ももちろんですが、加齢によっても影響を受けるので、運動不足や食生活の乱れ、ストレスなど、日頃の生活スタイルにも気を配るようにしましょう。
     

免疫力がアップする食品を知ろう!

●良質な「タンパク質」を摂ろう!

免疫力を正常に働かせるためには、たんぱく質は欠かせません。血液・筋肉・各種臓器の主成分でもあり、不足すると、免疫力の低下につながります。病気への抵抗力を高めるため、毎日良質なたんぱく質を摂るように心掛けましょう。

※たんぱく質を多く含む主な食品
魚類(アジ、イワシ、サンマ、サバ、鮭、マグロ、ウナギなど)、肉、卵、牛乳など
● ビタミンA

風邪やインフルエンザ予防に欠かせない栄養成分であるビタミンAは、ウイルスの侵入口となる鼻や喉の粘膜を健康に保ちます。

※ビタミンAを多く含む主な食品
レバー、牛乳、乳製品、にんじん、かぼちゃなど
● ビタミンE

活性酸素の働きを抑え、老化防止のビタミンとしても有名なビタミンEは、免疫力を向上させる作用があるといわれています。

※ビタミンEを多く含む主な食品
うなぎ、アーモンド、煎茶 、落花生など
● ビタミンC

ウイルス感染や寒さへの抵抗力をつけるのに必要なビタミンCは、体内に侵入したウイルスなどを攻撃して体外に追いやります。

※ビタミンCを多く含む主な食品
ピーマン、ブロッコリー、レモン、キウイフルーツなど
   
当組合ではインフルエンザ予防接種の補助を実施しております

ワクチンが十分な効果を維持する期間は、
接種後2週間から約5ヵ月とされていますので、
できれば11月中には接種されることをおすすめいたします。


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