お知らせ
2012年11月28日掲載
●年末年始は、お酒と上手につきあいましょう

忘年会にクリスマス、新年会と、年末年始はお酒を飲む機会が増えますね。

お酒には食欲を増進させたり、愉快な気分にしたり、ストレスを緩和する作用があります。最近は種類も豊富になり、選ぶ楽しみも増えました。
ただし、飲み過ぎは禁物です。ついつい飲み過ぎて二日酔い、食べ過ぎて胃もたれ……なんてことにならないように、 適量を守って、これからの季節は上手にお酒を楽しみましょう。

■ 健康的なお酒の飲みかた ■
@空きっ腹で飲まない
アルコールにはそもそも、胃の粘膜表面の細胞を殺してしまう作用があります。特に、胃酸が分泌されている空腹時は、 胃酸とお酒が胃壁にダブルでダメージを与えるうえ、胃の中に食べ物が何もないために酔いが回りやすくなってしまいます。 お酒と一緒に食事もとって、アルコールから胃を守りましょう。

Aおつまみを食べながら飲む
「お酒を飲むから食事は控える」という人がいらっしゃいますが、おつまみも食べずにお酒だけを飲み続けるのは良くありません。 胃腸にやさしく、消化しやすい薄味のおつまみがおすすめ。塩辛いものや脂っこいものは控えましょう。

B適量を心がける
飲み過ぎが原因の二日酔いは、大量のアルコール摂取により、肝臓の分解が追いつかず、 体内にアセトアルデヒドが残ってしまうため起こります。このアセトアルデヒドが胃壁を荒らし、不快感の原因となるのです。 個人差はありますが、翌朝すっきりと目を覚ますためには、500mlの瓶ビールなら2本程度に。


お酒を飲むときにおすすめの食べ物
お酒を飲む前にチーズや牛乳などをとっておくと、胃壁が荒れるのを防いだり、 アルコールの吸収を遅らせることができます。飲食中は、アルコールによってビタミンやミネラルが失われるので、野菜類を多くとりましょう。 また、飲んだ後は果物がおすすめ。果糖にはアルコールの分解を助ける効果があります。
●胃にやさしいおつまみ
・ 冷奴などの豆腐や大豆製品
・ 白身魚の煮物や刺身
・ チーズや卵焼き
・ 脂身が少なく軟らかい肉や鶏のささみを使った料理
・ 枝豆、サラダなどの野菜
●控えたほうがよいもの
・ 冷奴などの大豆製品
・ 塩味、辛み、苦み、酸味が効いた料理
・ 貝類やタコ、イカなど
・ 脂身の多い肉、揚げもの
・ ポテトチップスなどのスナック菓子


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