お知らせ
2013年1月7日掲載
●七草粥を食べて、今年も元気で過ごせますように

1月7日は「七日正月」といわれ、五節句の最初の日「7日の節句」でもあります。 この日に一年の無病息災を願って「七草粥」を食べるのは、ビタミン、ミネラルの豊富な青菜を食べ、 お正月の祝膳で疲れた胃腸を休ませて、早く正常な体調に戻すため。
もともとは、七種の菜で吸い物を作り、邪気を払い万病を防いだという中国の古い風習が伝わり、江戸時代に定着したといわれています。
 

越冬に強い「春の七草」を食べて、健康と長寿を願いましょう。

春の七草の効能
  ●芹(せり)
  独特の強い香りが食欲をそそります。消化を助け、食欲を増進させます。

  薺(なずな)
  別名ぺんぺん草。解熱や利尿の効果の他に、血圧を下げる作用もあります。

  御形(ごぎょう)
  春に黄色い花をつける母子草(ははこぐさ)の別名。たんや解熱に効果があり、
  風邪予防に。

  繁縷(はこべら)
  胃腸の疲れをとります。また、口臭予防や歯痛にも効果があります。

  仏の座(ほとけのざ)
  田んぼなど湿地に自生します。食物繊維が豊富で整腸効果があり、高血圧の予
  防にも。

  菘(すずな) =かぶ
  葉の部分を用います。ジアスターゼを多く含み、消化を促進します。また、しもや
  けや、そばかすの予防にも良いです。
  蘿蔔(すずしろ)=大根(だいこん)
  葉の部分を用います。ビタミンA・C、カルシウムが
  豊富で、消化促進・解熱・咳止め・利尿などの効果が
  あります。
七草すべて揃わない場合は、小松菜・三つ葉・春菊・ほうれん草などで
野菜たっぷりのお粥を作ってみるのもよいですね。

春の七草、かぶを使ったポカポカ料理をつくってみましょう♪
★ かぶと鶏の煮もの ★
鶏肉の旨みとコクがしみ込んだ煮物です。からだがポカポカ温まりますよ。
【材料】
鶏もも肉…小1枚/かぶ…3個/かぶの葉…3個分
だし汁、しょうゆ、酒、みりん、砂糖
【作りかた】
@鶏肉をひと口大に、かぶは皮をむいて縦半分に、かぶの葉は4センチの長さに切ります。
A鍋に鶏肉を入れて焼き、焼き色がついたらかぶを加え、だし汁・しょうゆ・ 酒・みりん・砂糖を入れます。
B煮立ったらアクを取り、落としぶたをして弱火で10分ほど煮ます。最後に かぶの葉を加えてさっと煮たらできあがり。

◆◆ ノロウイルス・インフルエンザにご注意ください ◆◆




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