お知らせ
2013年1月18日掲載
●いのちの源「食」について考えよう!

 最近はコンビニでも手頃な食材を入手できるし、インターネットから注文し、手数料を払えば、自宅まで食材を運んでくれる・・・、そんなとても便利な時代になりました。忙しい毎日のなかで効率的に時間を使うことは、それはそれで重要なことかもしれません。ですが、いのちの源である「食」に対して、もう少しだけ考えてみませんか。  



◆◆ カラダが資本。まずは健康なカラダづくりから ◆◆
●栄養バランスのとれた朝食を

朝食摂っていますか?
寒くてなかなか布団から出られない冬は、できれば出社ギリギリまで睡眠に時間を割きたいところですが、一日のスタートである朝食を疎かにしてはいけません。
朝食の有無は、その後の仕事の良し悪しを左右するといっても大げさではありません。
 
なぜなら、私たちの脳は寝ている間も活動を続けており、そのエネルギー源であるブドウ糖は、目覚めたときにはすでに枯渇状態です。ですから、脳や身体のエネルギー源となる栄養素を補給してあげることが大切になってくるのです。
また、朝食を摂ることにより、体温が上昇、交感神経を刺激し、活動的なカラダへと導きます。栄養バランスのとれた朝食で、朝からパワーチャージをはかってください。
     
●「生活習慣病」と「食の安全」に留意を

高血圧、脂質異常、糖尿病などは、内臓に蓄積した脂肪が原因で病気が引き起こされます。

 これらは「生活習慣病」と呼ばれ、日々の食生活が大きく関係しているので、生活習慣病予備軍の方は、食生活を改善することでそのリスクを減らすことができます。
 
また、食の安全が声高に叫ばれていますが、この時期は特に、ノロウイルスに注意をしましょう。食中毒予防の3原則、細菌などを食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、「やっつける(殺菌する)」を徹底し、安全・安心な食生活を送るようにしましょう。



◆◆ 「食」を通して豊かなココロを育みましょう ◆◆
●「食育体験」で豊かな感性を育む 

普段食している食べ物が私達の口に入るまで、どのような流通経路をたどるのか、それを知ることはとても大切です。
子どもの頃から、「食」に対して興味を持ち、安心・安全な食生活ができる力を身につけていくことが「食育」であり、それは豊かな感性を育むといった意味でも非常に重要だといえるでしょう。
大手企業が食育のイベントを開催したり、地域での取り組みも盛んな現在は、「食」に対して学ぶ環境が多様にあります。また 、家庭のなかで料理や片づけを手伝うことも立派な食育体験といえるでしょう。
   
●大切にしたい「地産地消」

「地産地消」とは、地域で生産された食材をその地域で消費しようという取り組みのことをいいます。
食料自給率40%の日本は、大半の食材を外国からの輸入に頼っています。しかし、地産地消がもっと浸透し、身近な食材を消費することで、食料輸送にかかるエネルギーを削減することができ、長期的に見ると、食料自給率の向上にも効果があるのではないかといわれています。
また、地域の活性化はもとより、「生産者」と「消費者」の結びつきが強くなることで、「食」に対してより意識的になれます。地産地消の動きは昔に比べて活発になってきてはいますが、まだまだこれからです。地域の食文化を継承・発展させていくためにも、大切にしていきたいものです。

◆◆ インフルエンザ・ノロウイルスにご注意ください ◆◆



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