お知らせ
2013年3月17日掲載
●マスクで防ぐ!花粉・黄砂・PM2.5

中国で発生した微小粒子状物質「PM2.5」が日本に飛来し、各地で大気汚染が観測されています。

「PM2.5」は非常に粒子が細かく、鼻腔(びくう)を通り抜けて肺まで達しやすいため、肺がん、呼吸系、循環器系への影響が懸念されています。 また、花粉症などのアレルギー症状を悪化させる可能性も指摘されています。

例年、この季節に悩まされる「花粉」「黄砂」に加えて、今年は「PM2.5」にも注意が必要です。
不要不急の外出は極力控え、出かける時はマスクをつけるなどの対策を心がけましょう。

PM2.5(微小粒子状物質)ついて
■PM2.5(微小粒子状物質)とは?
 大気中には、ほこり、花粉、黄砂などいろいろな粒子が浮遊しています。そうした粒子の中で、粒の直径が2.5μm(マイクロメートル)以下の細かい粒子が、「PM2.5(微小粒子状物質)」です。 非常に小さな粒子で飛散距離が長いため、黄砂と同じように春先からの偏西風にのって、中国から日本へと飛来してくるのです。
■健康への影響は?
 肺の奥深くまで入りやすいため、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患のリスクが高く、アレルギー性鼻炎や花粉症の症状を悪化させる可能性があるといわれています。また、肺がんのリスクや循環器系への影響も懸念されているため、呼吸器系や循環器系疾患のある方、子供や高齢者、またその家族は、慎重に行動するようにしましょう。
■注意が必要な値は?
 環境基本法による環境基準として、1年平均値が1立方メートル当たり15マイクログラム以下であり、かつ、1日の平均値が35マイクログラム以下であること、と定めています。 環境省は健康に影響する可能性が高くなる濃度水準として、注意すべき値を70マイクログラム以下と定めています。

濃度が高いと予測される日は対策を!
屋外での長時間の激しい運動や、外出を控える
顔の大きさにあった微粒子用マスクをつける(高性能でPM2.5の吸入防止効果のあるものが良い)
できるだけ窓を閉め、換気を控える
濃度の現在の状況や大気汚染測定結果は
環境省大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」をご覧ください。


環境省の大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」はこちら


◆ 花粉症対策もお忘れなく! ◆
今年は例年より花粉が多いといわれています。
まだ発症していない人も突然発症することがあるので注意しましょう。

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