お知らせ
2013年4月23日更新

●私たちの健康保険④ 高齢者医療とのかかわり

 健保組合が負担しているのは、皆様の医療費だけではありません。高齢者の医療費である「前期高齢者医療制度への納付金」「後期高齢者医療制度への支援金」も負担していることをご存じでしょうか。

 特に前期高齢者(65~74歳)の医療費は非常に高額で、支出の4割を超えており、当組合の財政を圧迫しています。このままでは、皆様の保険料額にも影響してしまいます。
 これ以上の負担を増やさないためには、毎日の健康管理と、「被扶養者資格確認」による適正な扶養認定が必要です。

前期高齢者医療制度とは

 前期高齢者医療制度とは、65歳~74歳の方を対象とした、被用者保険(健康保険組合等)、国民健康保険間の医療費負担を調整するための制度です。

  定年退職した後、多くの人が国民健康保険に加入します。そのため、国民健康保険だけで前期高齢者の医療費を負担することは難しくなるので、若年者の加入の多い健康保険組合が「前期高齢者納付金」を納め、医療費負担のバランスを調整しています。

 この負担割合は、当組合の加入者数や前期高齢者の加入率などで割り当てられます。 前期高齢者の加入率と、全国平均の加入率を比較して、その率が低い組合は、これらをより多い割合で負担しなくてはなりません。

 当組合が負担する平成25年度の前期高齢者概算納付金の額は、

当組合の前期高齢者医療
給付費等(1.9億円)
×
加入者調整率 13.6%(全国平均)
2.5%(当組合)※

10.3億円

 となり、赤ちゃんを含めた1人あたりの納付金額は年間52,800円と、大きな負担となっています。



 前期高齢者納付金の負担を減らしましょう!

 前期高齢者医療制度への納付金は、前期高齢者の医療費、被扶養者(ご家族)の人数が大きくかかわっています。 これ以上の負担を増やさないためには、適正な扶養認定や、日々の健康管理が必要です。

■ 適正な扶養認定 くわしくはこちら

 就職・収入増など被扶養者の資格がなくなった場合は、必ず「被扶養者(異動)届」の提出をお願いいたします。

■ 若いうちからの健康づくり くわしくはこちら

 若いうちから積極的な健康管理に取り組み、将来の高額な医療費の負担を減らしましょう。病気の予防や体力づくりに、当組合の保健事業をご活用ください。



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