2013年4月29日更新
●私たちの健康保険⑥ 健保組合の現状
健保組合をとりまく状況は経済不況等による保険料収入の減少に加え、医療費の急増、高齢者医療制度に対する納付金・支援金の負担増等により、一段と厳しさを増しています。
これ以上赤字が続くと、健保組合そのものの存続が危ぶまれる可能性もあります。皆様におかれましても、無理のない範囲で医療費の削減にご協力をお願いいたします。
医療費の削減に、ご協力をお願いいたします
健保組合では、皆様が3割を負担している医療費の残り7割を負担しています。その財源は皆様に納めていただいている保険料ですから、 医療費が増え続けると、健保組合が負担に耐え切れなくなり、保険料の増額として皆様にはね返ってくる恐れがあるのです。
医療費削減のために、わたしたちができること
1.病院のお気軽受診はやめましょう!
同じ病気で病院に行っても、いつでもどこでも同じ料金で受診できるわけではありません。特別料金が加算される場合がありますので、ご注意ください。病院はかかりつけ医をもち、なるべく日中に受診しましょう。
【NGその1】 時間外受診
休日や夜間に病院にかかると、初診の場合で休日は2,500円増、深夜は4,800円増と大きな出費になります。
【NGその2】 はしご受診
病院を替えてばかりいると、初診料・検査代がかさむばかりか、体にも負担がかかります。
【NGその3】 ブランドで受診
有名だからと紹介状をもたずに大病院を受診すると、全額自己負担の特別料金が加算されます。
2.医療費の明細書で、内容のチェックをしましょう!
内容や金額から、診療内容の変化や経過、コストに対する理解が深まります。 当組合では医療費の情報がご覧いただけるWebサービスを行っています。 ご自分の医療費を知っていただき、受診のムダをなくすきっかけとしてご利用ください。
3.ジェネリック医薬品を使いましょう!
ジェネリック医薬品は、新薬(先発医薬品)より価格が安くすみます。とくに生活習慣病など治療が長くかかる病気の場合や、花粉症など複数の薬を併用する場合は大きな差が出ることがあります。
▼ジェネリック医薬品については、こちらもご参照ください。
「かんたん差額計算」をお試しください
薬代をどのくらい安くできるのか調べることができます。現在処方されている薬の製品名を入力して、検索してみましょう。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
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