お知らせ
2013年5月13日更新

●5月31日は「世界禁煙デー」
 (2)ストレスとタバコ

 喫煙者の方には「ストレス解消にタバコ」という方も多いと思います。
 しかしながら、喫煙者のストレスの多くはニコチン切れから来るもので、「タバコを吸うとストレスが解消する」というのは錯覚です。タバコを吸わなければそのストレスはうまれないのです。

 タバコによるストレスという負のスパイラルから解放されるためにも、禁煙に取り組んでみませんか。

 ストレスの原因は、タバコへの依存

 喫煙習慣は、ニコチン依存症という「病気」です。 これはタバコの煙の中に含まれるニコチンが原因となって身体的、心理的な依存を引きおこしているもので、喫煙者のストレスの多くはニコチン切れから来るものです。

◆身体的依存
 タバコに含まれるニコチンは、脳に作用して快感をもたらします。そのため脳はニコチンを欲しがり、ニコチンが切れるとイライラします。

◆心理的、行動的依存
 「吸えば集中できる」「気持ちが落ち着く」と思ったり、喫煙が習慣化していたりするのも、タバコへの依存です。

 「離脱症状」を乗り越えて、禁煙を成功させよう!

 とはいえ、ニコチン依存症の方がタバコをやめることはとても難しいものです。これは、ニコチン摂取を中止すると、イライラする、集中力がなくなる、眠れない…などといった離脱症状が現れるためです。
 ただし、強い離脱症状は最初の2~3日で徐々に軽くなっていき、4週間ほどでおさまるといわれているので、初めを乗り切ることが大切です。

◆代償行動をとる
  「吸いたい!」という衝動は、だいたい3分ほどで消えるといわれています。
 吸いたくなったら「お茶や水を飲む」「からだを動かす」「場所を変える」などの 代償行動で、気持ちをそらしましょう。 別の行動をとることが習慣づけば、心理的依存から脱しやすくなります。

◆禁煙のメリットに気持ちを切り替える
 長続きさせるには、禁煙の効果を実感することが大切です。食べ物をおいしく感じられる、呼吸が楽になった、お金がたまったなど、禁煙のメリットを思い浮かべてみましょう。



禁煙チャレンジしませんか? 「らくらく禁煙コンテスト」のご案内

 当組合ではみなさんの禁煙チャレンジをサポートするために、日本対がん協会主催「らくらく禁煙コンテスト」に参画しています。ぜひこの機会に禁煙生活を始めてみませんか?

 次回の開催は7~8月です。詳細が決まりましたら、改めてお知らせします。



 今年度から始まった「健康日本21(第2次)」では、成人の喫煙、未成年者の喫煙、妊娠中の喫煙および、受動喫煙の割合の低下について 目標を設定しています。



タバコをやめて、健康寿命をのばしましょう

「Smart Life Project」では、「健康寿命をのばしましょう」をスローガンに、
「禁煙」 について、具体的なアクションの呼びかけを行っています。

▼くわしくは、こちらをご覧ください。

Smart Life Project 事務局(厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課)運営



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