２０１３年５月２８日更新
●５月３１日は「世界禁煙デー」
（４）禁煙補助薬・禁煙治療 利用のススメ
禁煙したいと思っても続かなかったり、失敗してしまうのは、「ニコチン依存症」という病気だからです。
禁煙を成功させるために、
禁煙補助薬
を使ったり、
禁煙治療を受けたりといった方法をとってみてはいかがでしょうか。ものや病院には頼りづらいと感じる人もいるようですが、これらを利用した人の禁煙成功率は、１人で禁煙した場合より格段に高くなります。
【禁煙補助薬】
市販の禁煙ガム・パッチを利用しよう
ニコチンを禁煙ガムは口腔(こうくう)粘膜から、禁煙パッチは皮膚から吸収させて、ニコチンが切れた時の禁断症状をやわらげます。薬局にて処方せんなしで買うことができますので、利用してみてはいかがでしょうか。
十分な効果を得るために、正しく使いましょう
■禁煙ガムの使い方
普通のチューインガムのように噛(か)むのではなく、タバコが吸いたくなったとき、１５回ほど噛んで、ピリッとした味を感じたら、ほほと歯ぐきの間に約１分間以上置きます。ピリッとした感じがなくなったら再び噛み、３０～６０分間繰り返します。
■禁煙パッチの使い方
上腕や腰などに、朝貼って夜はがすことを繰り返します。次第に用量の低いものに替えていきます。
【禁煙治療】
医師によるサポートが心強い禁煙外来
禁煙外来では、多くの場合、禁煙補助薬を使って禁断症状を最小限に抑え、その人に合ったさまざまな指導をしながら、計画的に禁煙に導きます。禁煙に失敗している人や、禁煙する自信のない人は受診をおすすめします。
※禁煙治療は、一定の条件を満たせば健康保険で受けられます。
禁煙治療に保険が使える医療機関情報最新版
（ニコチン依存症管理料算定医療機関）
＜日本禁煙学会＞
禁煙チャレンジしませんか？ 「らくらく禁煙コンテスト」に参加しましょう
当組合ではみなさんの禁煙チャレンジをサポートするために、日本対がん協会主催「らくらく禁煙コンテスト」に参画しています。
次回の実施は７月１８日～８月２８日です。ただいま申し込みを受付していますので、ぜひこの機会に禁煙生活を始めてみませんか？
今年度から始まった「健康日本２１（第２次）」では、成人の喫煙、未成年者の喫煙、妊娠中の喫煙および、受動喫煙の割合の低下について 目標を設定しています。
タバコをやめて、健康寿命をのばしましょう
「Smart Life Project」では、「健康寿命をのばしましょう」をスローガンに、
「禁煙」 について、具体的なアクションの呼びかけを行っています。
▼くわしくは、こちらをご覧ください。
Smart Life Project 事務局（厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課）運営
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