2013年6月23日更新
●あなたの受診、ムダな医療費がかかっていませんか?
体調が悪いとき、頼りになるのが病院や診療所などの医療機関ですが、そこで支払っている医療費を意識していますか?実は、医療費はいつでもどこでも同じではなく、平日夜間や休日などにかかると割増料金が、いきなり大きな病院にかかると特別料金が加算されてしまいます。
ムダな医療費は、意識して受診すれば節減できます。加算料金が発生するケースを確認し、医療機関の利用方法を、いま一度見直してみませんか。
こんな受診、していませんか?
◆時間外受診
診療時間外に受診すると「時間外加算」「休日加算」などが上乗せされます。病院の診療時間内であっても、時間帯によっては割増料金がつくことがあります。
時間外・休日・深夜はこんなに加算されています!
診療所の場合 | 時間外加算 (8時前および 18時以降) |
休日加算 (日・祝などの 休診日) |
深夜加算 (22時~6時) |
夜間・早朝等 加算 |
---|---|---|---|---|
初診料 2,700円 |
+ 850円 |
+2,500円 |
+4,800円 |
+500円 |
再診料 690円 同病院で2科目 340円 |
+ 650円 |
+1,900円 |
+4,200円 |
+500円 |
※6歳以上の加算額。また、医療機関の体制によっては、さらに医療費が加算される場合があります。 |
◆はしご受診
「はしご受診」とは、ひとつの病気の治療のために複数の医療機関を渡り歩くことです。同じような検査、投薬を都度受けるので体によくないばかりか、その分医療費もかかってしまいます。
◆いきなり大病院にかかる
緊急時以外に紹介状なしで大学病院や200床以上の大病院を受診すると、治療費に特別料金が上乗せされることがあります。
医療費削減につながる!健康管理のポイント
◆かかりつけ医を持つ
何でも相談できるかかりつけ医がいれば、体質や病歴などをわかってくれ、少しの体調の変化にも気づいてもらえ、いざというときに頼りになります。必要があれば、かかりつけ医が適切な病院への紹介状を書いてくれます。
◆病気を予防する生活習慣を心がける
バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけることが病気の予防に大切です。
病気の発症や重症化を防ぐことができる各種予防接種もぜひ利用しましょう。