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2013年7月19日更新

●うなぎ以外でも!土用の行事食で夏の健康を願おう

 「土用」とは立春、立夏、立秋、立冬の前のおよそ18日間をさし、夏の土用は、二十四節気の大暑に重なり、非常に暑い時期です。厳しい暑さを乗り切るために、栄養価の高いものを食べる風習がうまれたといわれています。

 なかでも広く浸透しているのが「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣ですが、昔はうなぎの他にも、夏を乗り切るためにさまざまな行事食が食べられていたようです。
 今年の土用の丑の日は7月22日、8月3日です。行事食を食べ、夏の健康を願ってみてはいかがでしょうか。




うなぎだけじゃない!土用の行事食

●「う」の付くもの
 「土用の丑の日」は、土用の間にめぐってくる丑の日をさします。うなぎを食べる習慣は江戸時代の学者・平賀源内が作ったキャッチコピーから始まったことは有名ですが、もともとは丑の日にちなんで、「う」の付くものを食べ、健康を願っていたと言われています。
【夏におすすめ!「う」の付く食材】
 「うめぼし」疲労回復効果のあるクエン酸を含み、夏バテ防止に役立ちます。
 「瓜」きゅうり、すいか、ゴーヤなど瓜の仲間は、利尿作用があり水分バランスを整えるカリウムが豊富で、暑気ばらいに最適です!
 「うどん」冷やしうどんにするとさっぱりとして食べやすく、暑い中でも食が進みます。

●土用餅
 その昔、暑気あたりをしないよう宮中では土用に餅を食べる風習があり、それが江戸時代にあんころ餅になったといわれています。ひんやりとしたあんころ餅はのど越しも良く、夏のおやつにぴったりですね。

●土用しじみ
 夏と冬、年に2回旬の時期があるしじみ。栄養価が高く、肝臓の働きを助けることから「土用しじみは腹薬」とも言われています。

工夫しておいしく!うなぎのアレンジメニュー

 せっかくの土用の丑の日ですから、うなぎを楽しみたい方も多いと思います。最近ではうなぎの価格が高騰しておりますが、少量のうなぎでもアレンジしてボリュームを増やせば、お手ごろな価格で楽しむことができます。おすすめのアレンジレシピをご紹介します。

うな玉丼
 親子丼を作る要領で、1.5cmほどの短冊切りにしたうなぎと玉ねぎを煮て、玉子でとじて丼にします。玉ねぎをお好みの野菜に替えるとバリエーションが広がります。

ひつまぶしご飯
 短冊切りにしたうなぎとかば焼きのタレをご飯にまぜこみます。お好みで針海苔、小口切りにしたねぎ、わさび、だしなどをかけていただきます。 錦糸卵やとろろなどを乗せても、ボリュームが出ておいしいですよ!


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