お知らせ
2013年8月4日更新

●禁煙いつから始めるの? 今でしょ!

 お盆休みは、どのように過ごされますか。自宅でのんびりと過ごして、体に十分な休養を与えてあげるのもいいですね。

 せっかくですから、この休日に普段の生活習慣を見直してみてはいかがでしょう。改善したいことや、やめたくてもなかなかやめられない習慣はありませんか。

 タバコがやめられない方は、思い切って禁煙を始めてみるのもいいかもしれません。

★禁煙で「がん」のリスクを減らそう★

 国内において、がん患者数の多い部位を順に挙げると、「胃」「大腸」「肺」となります。このうち肺がんは最も死亡率が高いとされ、喫煙による肺がんの割合は、男性で70%を占めるそうです。
 それだけでなく、喫煙はのどや胃のがんなどを発症させてしまう場合もあるといわれています。

★「がん」以外のリスクにも注意して★

 喫煙者と非喫煙者を比べると、心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患にかかるリスクは喫煙者の方が3倍も高く、糖尿病にかかる確率は1.4倍になるといわれています。
 また、女性の喫煙は月経不順や不妊の原因にもなり、非喫煙者より早産・自然流産の割合が1.2~1.8倍に増えることが指摘されています。


■■ お盆休みは禁煙のチャンス! ■■
 家に居ると、家族から「タバコくさい」「部屋の中で吸わないで」などと言われたり。帰省して久しぶりに顔を合わせた身内には「顔色が良くない」「体の具合が悪いんじゃないの」などど指摘されたり。喫煙者にとって何かと肩身の狭い思いをする場面もあるはずです。

 あれやこれやと言われる前に、ひとまず「お盆休み中にはタバコを吸わない!」などと誓いを立ててみては。家族や周りの人にも宣言して、これを禁煙のきっかけにしてしまいましょう。


健康で楽しい生活習慣を作りましょう

 禁煙を心がけることは、肺がんやその他の健康被害のリスクを減らせるだけでなく、毎月かかるタバコ代を減らすことにもなります。これまでタバコに費やしていたお金を、食事やレジャーなど、ほかの楽しみに使うこともできますね。
 運動やスポーツなどで体を動かす時間を作ればストレス発散にもなり、より健康な体づくりに役立ちます。


■■ 医師のサポートで禁煙成功へ ■■
 いざ禁煙しようと誓っても、なかなか思うようにいかない……。喫煙の習慣は「ニコチン依存症+喫煙関連疾患」という症状でもあり、自分の意志だけで禁煙するのは、実際には難しいもの。禁煙のための環境や適切な治療が必要です。

 そんな時に頼りになるのが「禁煙外来」と、当組合の「禁煙サポート事業」。外来では定期的な面談や、離脱症状を和らげる薬、パッチなどの処方といった禁煙治療が受けられます。 また、一定の条件を満たし「ニコチン依存症」と認められた場合は、健康保険で禁煙治療が受けられます。ひとりで頑張ろうとせずに、専門の機関や医師の協力を得ながらぜひ禁煙を成功させましょう。

禁煙治療に保険が使える医療機関情報最新版
(ニコチン依存症管理料算定医療機関)日本禁煙学会


タバコをやめて、健康寿命をのばしましょう

「Smart Life Project」では、「健康寿命をのばしましょう」をスローガンに、
「禁煙」 について、具体的なアクションの呼びかけを行っています。

▼くわしくは、こちらをご覧ください。

Smart Life Project 事務局(厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課)運営


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