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2013年8月14日更新

●飲みすぎ注意! 肝臓にも休日を

 仕事終わりに、お風呂上りに、お盆休み中に……と、何かにつけてお酒を飲む回数を増やしていませんか。

 お酒は節度のある飲み方をしてこそ楽しめるもの。美味しく飲むためには、身体の健康だって大事です。

 飲酒の際、あなたに代わって大忙しの肝臓にも、適度なお休みを取らせてあげてはいかがでしょう。

適量って、どのくらい?

 体内に摂取されたアルコールの量が、肝臓の処理能力を超えてしまうと、血液中のアルコール濃度が上がり、顔面紅潮、動悸、頭痛、吐き気などの症状が現れます。

 一般的には、アルコール血中濃度0.1%程度までが健康的にお酒を楽しめる状態とされています。個人差がありますが、ビール大瓶なら1〜2本まで、日本酒なら1〜2合まで、ウイスキーのシングルなら2〜3杯までが限度です。


飲み過ぎはメタボのもと!

 お酒の飲み過ぎはアルコール依存症だけでなく、さまざまな健康障害の原因となり、生活習慣病のリスクを高めます。

 お酒そのものにもカロリーがあるわけですから、一緒にお酒のつまみや食事もすすんでしまうのは、あきらかにエネルギーの過剰摂取。これではお腹周りの脂肪もたまっていく一方です。


★ 飲酒時のひと工夫 ★
 カロリーが気になるとはいっても、何も食べずに飲酒した場合、アルコールの吸収が速まり酔いやすくなってしまいます。食べ過ぎはいけませんが、一緒に食事などを摂ったほうが、身体のためには良いのです。

 脂肪分を含むものでも、胃を保護する働きのあるチーズなどの乳製品や、アルコールによって失われるミネラルやビタミンを多く含む食材を選ぶようにするのがオススメ。


肝臓にも週休二日制を!

 適量のお酒を飲んだ後、肝臓がアルコールを処理するには、約6〜7時間程度かかるといわれています。これだけの時間をかけて働いている肝臓を、毎日のように飲酒してフル稼働させていては、いつ身体に支障が出てもおかしくありません。

 自分にも休日が必要なように、肝臓にも、週のうち二日ほど休暇を与えて、大事にしてください。


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