2013年8月15日更新
●こまめな水分補給で熱中症には負けないゾ!
まだまだ暑い日が続きます。みなさん、それぞれに熱中症の予防を心掛けていらっしゃると思いますが、きちんと水分補給できていますか。
汗をかきやすいこの時期、私たちの身体は、思った以上に水分を必要としています。いつもより意識的に水分補給をして、夏の後半戦を乗り切りましょう。
知っておこう! 水分補給のコツ
渇いてからでは遅い?一日のうち、人間の身体は、実に1リットルから2リットルもの汗をかいています。たとえのどの渇きを感じられなくても、汗によって、それだけ多くの水分が失われているのです。のどが渇いていなくても、定期的な水分補給を。
運動前にも水分補給!
水分を摂っても、それが身体に吸収されるまでには多少の時間がかかります。よって、運動などで汗をかく場合、その前から少しずつ水分補給をしておくのが理想です。運動を始める30分前には、水分を摂っておくようにしましょう。
一緒に塩分を摂ろう!
汗をかくと、水分と共に身体に必要なナトリウム(塩分)も奪われます。真水を飲むだけでは、このナトリウムの濃度がさらに低下してしまい、こむら返りなどを起こしてしまう場合も。大量に汗をかいた時は、スポーツドリンクや、塩水(水1リットルに塩一つまみ程度)がオススメです。
★一度に大量の水分を摂ると、胃液が薄まり、胃の働きが悪くなって消化不良を起こすことがあります。コップ一杯程度を、こまめに飲むのが適切です。
★スポーツドリンクには塩分だけでなく糖分も含まれているので、飲みすぎに注意しましょう。日常生活の水分補給は、ミネラルウォーターやお茶などで。
★私たちの身体は寝ている間にも活動しており、知らないうちに多くの汗をかいています。起床直後にも水を一杯、飲むように習慣づけましょう。
日傘や帽子も忘れずに!
水分補給だけでなく、日差しを避けるための工夫も必要です。最近では、男性でも熱中症対策として日傘を使う人が増えているそうです。日中の外出の際は、日傘や帽子などで熱中症から身を守るようにしましょう。