2013年8月18日更新
●食育でカラダの中からアツくなろう!
お盆の時期を過ぎても、夏の暑さは続きます。そろそろお疲れ気味の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「暑くて食欲が出ない」「やる気が起きない」などといった声も聞こえてきそうですが、ここはひとつ、カラダの中から元気を取り戻して、暑気払いといきませんか。
旬の食材で、おいしく健康に
旬の食材は最も食べ頃で栄養価が高く、季節の体調管理や病気の予防にも役立ちます。旬のものをおいしくいただくことは、身体の健康にも良いことなのです。
夏の野菜や果物には、身体を冷やしてほてりやのぼせを防ぐ、胃腸を整える、解毒・排泄作用を高めるなど、体内の機能を調整して疲労回復をはかる働きを持つものが多く、汗によって奪われやすいビタミン類も豊富に含まれています。
今が旬の野菜 なす、トマト、ピーマン、オクラ、かぼちゃ など
今が旬の果物 すいか、ぶどう、なし、もも いちじく など
郷土料理に関心を持とう
郷土料理は、その土地で昔から作られ、食べられてきたもの。各地域の産物を活用した、気候や生活習慣に適した料理です。旬の食材を使ったものも、たくさんあります。地域ならではの食材を用いた味付け、調理方法などには、食べることで元気をつけたり、季節を健康に過ごしたりするための工夫が込められています。
毎月19日は食育の日
農林水産省では食に関する知識と食を選ぶ力を身に付けるための「食育」を推進し、毎月19日を「食育の日」としています。
食の安全性や海外依存、日本の食文化の衰退が危ぶまれる近年、私たち一人ひとりが食について学び、健康で安全な暮らしを育んでいく必要があります。
当組合でも「食育」を通じて旬の食材、年中行事食、郷土食などに親しんでいただけるよう、話題を取り上げていきます。