2013年8月27日更新
●めざせ! 生涯健康&幸せ生活 — ⑥高齢期
高齢期は、多くの人が、ライフスタイルや社会との関わり方の大きな変化を迎える時期です。
若い頃に比べると体に気を遣うことも増えるでしょうが、「心はあの頃のまま!」で、好きなことを続けたり、何事にも前向きに取り組む姿勢で、日々元気よく過ごしたいですね。
そんな毎日を支えるのは、やはり「健康」に他なりません。自身のみならず、家族や周りの人たちとともに、笑顔で年齢を重ねていきましょう。
高齢期(65歳~)は楽しみながら筋トレ・脳トレの習慣を
体力や筋力が低下し、ちょっとしたことで体調を崩しやすくなったり、「若い時とは違うな……」などと感じてしまったりすると、体だけでなく心も弱くなってしまいがちです。
高齢になると、体力・気力の低下が健康状態にまで影響し、ほんのささいなことから病気の悪化や寝たきりの状態を招いてしまうこともあります。日常生活を支えるためのトレーニングに取り組みましょう。
★自分に合った方法で無理なく続けることが大事!★
●歩く習慣をつける
気軽に体を動かせることとして、いつでもできるのがウォーキング。時間を見つけて散歩を楽しむのもいいですね。
※毎日の運動習慣の励みとして、1日の歩数を記録できる「ウォーキングシート」をご活用ください。「ウォーキングシート」はトップページからご利用いただけます。
●正しい姿勢を意識
背筋や腹筋が衰えると姿勢が悪くなり、腰痛の原因にもなります。背中を伸ばして常に良い姿勢を心掛けましょう。
●趣味で活動的に!
毎日、新聞に目を通したり、本を読んだりすることも脳トレの一つ。また、これまで培ってきた知識や技能をボランティア活動に活かしたり、趣味の集まりに積極的に参加するなどして、人との交流の場を広げることも大切です。
「かかりつけ医」を持ちましょう
自分の健康状態の変化を把握するためにも、定期的な健康診断を受けるようにしましょう。気になることを相談できる、かかりつけの医療機関や医師がいれば心強いですね。
また、高齢者の場合は、歯の健康状態も食生活などの生活習慣に大きく影響します。歯科健診や歯垢除去を定期的に受けて、日頃から歯の状態を良好に保っておきたいものです。
生活習慣病を予防するには、日頃の生活習慣の改善はもちろんのこと、健康診断や人間ドックで定期的に健康状態を調べて、異常の予兆があれば再検査や保健指導などの事後フォローを受けるようにすることが大切です。
当組合でも、健康診断をはじめとした病気の予防のための事業を行っていますので、積極的にご利用ください。