2013年9月16日更新
●今こそ見直そう、「食」のちから
食の多様化が進み、洋風の食事やファストフードが好まれ、インスタント食品などを手軽に利用できる現在の食生活は、とても豊かであるように感じられます。しかしその一方で、生活習慣病や肥満の増加、家庭内での「個食化」などが問題点として取り上げられることもあります。
昔と今の食生活は大きく異なっていますが、私たちにとって毎日の食事が大切なものであることに変わりはありません。単にお腹を満たすためだけではない、「食」の大切さについて考えてみませんか。
よく噛んで食べて健康になろう
忙しい日や、時間のない時以外でも、急いで食事を済ませるのが習慣になっていませんか。「早食い」は肥満の原因となり、胃に負担をかける行為でもあります。ゆっくりと食事を味わい、健康な体を保ちましょう。
また、子どもにとっては、何でもよく噛んで食べる習慣を身に付けることで、歯やあごを丈夫にします。
ゆっくりと味わう時間を大切に
食事のおいしさには、単に味の良さだけでなく、彩りなどの見た目の良さや、食事をする場所、相手、その時の話題なども関係しています。家族での食事であれば、家族のだんらんとして、会話をしながら食事の時間をゆっくりと楽しみたいものですね。
★ 心身の健康は「食」にあり! ★
栄養のつくものを食べて元気を出したり、好きなものを食べてリフレッシュしたり。私たちにとって「食べる」ことは、時には気分転換の方法であり、楽しみの一つでもあります。そして食事をおいしくいただくためにも、健康な体づくりが欠かせません。