2013年9月20日更新
●ジェネリック医薬品で医療費を減らそう
これまで病院にかかったとき、医療費が気になった経験はありませんか。
通院だけでなく、処方せんを受ける場合には、薬代もかかってしまいますよね。
医療費を減らすには健康でいることが一番ですが、ジェネリック医薬品へ切り替えると、すぐに効果が期待できます。
保険料の増額が懸念されるいま、自分にできる医療費削減方法を考えてみましょう。
~知っておきたい、医療費負担のこと~
現在、当組合員の皆様ほか、個人が病院の窓口で支払う自己負担額は3~1割です。残りの7~9割は健保組合が負担していますが、その財源となっているのは、被保険者の皆様と事業主(会社)が出し合った保険料です。つまり、実際には3~1割だけでなく、残りの7~9割も皆様が負担しているのと同じことなのです。医療費増大は健保組合の財政を圧迫することとなり、皆様の負担の増加にもつながることになります。
ジェネリック医薬品への切り替えをすすめています
新薬(先発医薬品)は長い期間を経て研究開発され、特許を取得します。これに対してジェネリック医薬品(後発医薬品)は、開発期間が短い分、研究開発にかかるコストを抑えられ、新薬に比べて価格を安く設定し、販売することができます。
医師と相談のうえ、ジェネリック医薬品への切り替えにご協力ください。
ジェネリック医薬品に切り替えたら、どのくらい安くなる?
「かんたん差額計算」サイトで、現在処方されている薬の製品名を入力すると、その薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合の差額を調べることができます。当組合トップページ からご利用ください。
どこで処方してもらえる?
ジェネリック医薬品は、全国の病院、診療所、保険薬局などに普及しています。かかりつけの医師や薬剤師など、専門の人たちに相談のうえ、処方してもらいましょう。処方せんを見て、ジェネリック医薬品に変更が可能かどうか、確認することができます。
医薬品の種類によってはジェネリック医薬品のないものもあり、治療方法によっては変更できない場合もあります。
※ジェネリック医薬品を採用していない医療機関もあります。
ジェネリック医薬品に切り替えるには?
TEL 052-211-2439)
不安な方に…お試し調剤
ジェネリック医薬品を利用したことがなく、なんとなく不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そのような方は、 「分割調剤」 というしくみをご利用ください。このしくみでは1回の処方せんで何回かに分けて薬を受け取ることができますので、最初の1~2週間だけジェネリック医薬品を試してみる(=ジェネリックお試し調剤)ことができます。