お知らせ
2013年10月8日更新

●知っていますか? ジェネリック医薬品のこと

 私たちが一般的に病院などで処方される薬は、新薬先発医薬品)として製造・販売されたものです。これに対して、新薬の特許満了後に、新薬と同等の有効成分や効果・効能、安全性を備えるものとして製造・販売された薬を「ジェネリック医薬品」(後発医薬品)と呼びます。

 現在、ジェネリック医薬品は医療機関などで取り扱われ、医療費の負担を軽減できるという点においても、新薬からの切り替えが勧められています。当組合でも、ジェネリック医薬品について、みなさまにご理解いただけるよう努めております。

ジェネリック医薬品でお薬代が節約できます。

●ジェネリック医薬品を使うとどんなメリットがありますか?

1.効果や安全性は、これまでの新薬と同等です。

 ジェネリック医薬品は、新薬と同じ有効成分を使い、薬事法により定められた基準に従って開発されたものです。その効果や品質、安全性も、新薬と同等であると確認されたものだけが国の認可を受けて販売されています。


2.開発費が抑えられているので、薬代が3~5割安くなる薬もあります。

 新薬は長い時間と費用をかけて開発されますが、ジェネリック医薬品はその開発費用がかからないため、安く製造できます。そのため、新薬に比べて安く販売されています。

3.お子さんでも飲みやすいように、大きさや味などを改良されているものもあります。

 新薬の効果と安全性を持ちながら、苦味をおさえたり、飲みやすい形状にしたり、新薬からさらに改良されているものもたくさんあります。お子さんにも飲みやすいよう様々な工夫が重ねられています。

ジェネリック医薬品の料金を調べてみよう

 「かんたん差額計算」サイトで、現在処方されている薬の製品名を入力すると、その薬をジェネリック医薬品に切り替えた場合の差額を調べることができます。当組合トップページ からご利用ください。

ジェネリック医薬品を使ってみよう

 ジェネリック医薬品を使用するには、医師の処方せんが必要です。 ただし、すべての医薬品にジェネリック医薬品があるわけではなく、治療方針によっては薬を替えられない場合もあります。まずは受診時に、医師に相談してみましょう。

 また、ジェネリック医薬品の「分割調剤」で、1回の処方せんのうち最初の1~2週間だけジェネリック医薬品を試してみる、といったことも可能です。

 受付にて「ジェネリック医薬品お願いカード」や「ジェネリック希望シール」を提示することで、ジェネリック医薬品を希望する意思を伝えることもできますので、ご利用の方は当組合までご連絡ください。
(問い合わせ先 業務課 TEL 052-211-2439)

『ジェネリック医薬品の自己負担軽減額通知』をご活用ください!

対象となる方
対象診療月
通知予定
1
65歳~74歳の院外処方を受けている方で、先発医薬品をジェネリック医薬品に切り替えることにより自己負担が300円以上軽減される見込みのある方 平成24年11月診療分~
25年1月診療分
平成25年
4月12日(金)
平成25年5月診療分~
7月診療分
平成25年
10月15日(火)
2
65歳未満のメタボリック症候群の方などで、先発医薬品をジェネリック医薬品に切り替えることにより自己負担が500円以上軽減される見込みのある方 平成25年2月診療分~
4月診療分
平成25年
7月12日(金)
平成25年8月診療分~
10月診療分
平成26年
1月17日(金)

インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から

 毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。

インフルエンザ予防接種はお早めに!!

 ワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5ヶ月とされていますので、流行前の遅くとも12月中旬までには予防接種を受けましょう。


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