2013年10月29日更新
●しっかり保湿で肌の乾燥対策を!
風がひんやりと冷たく、空気が乾燥しやすい季節がやって来ます。特に女性にとっては、お肌の乾燥が気になる時期ではないでしょうか。
身体に「かゆみ」などを感じるようになったら、それは肌が乾燥しているサインかもしれません。
これから冬にかけて、肌の健康を守るためにも、また美容の面でも、乾燥対策を心がけましょう。
◎「かゆみ」が起こるしくみは?◎
気温が下がり、身体の新陳代謝が低下すると、肌の角質層のターンオーバー(肌の古い細胞が表面で垢となってはがれ落ち、その下から新しい肌が生まれるサイクル)に乱れが生じます。
このターンオーバーの乱れにより角質層が正常に形成されなくなると、肌のバリア機能が弱まり、外部からの刺激に対して敏感な状態となります。これによって、肌のかゆみなどが起こりやすくなります。
◎乾燥する前に…とにかく「保湿」!◎
女性が洗顔後に化粧水や乳液などをつけるのと同じように、入浴後の肌もボディークリームなどで保湿をします。
また、外出時にはハンドクリームやリップクリームを使い、こまめに塗り直すなどして、乾燥から保護するようにしましょう。
室内で加湿器を使用すれば、目や喉の乾燥防止になり、風邪の予防にも役立ちます。
◎肌の水分を守り、乾燥を防ごう◎
肌の乾燥を放ったままにしておくと、肌表面から水分がどんどん失われていき、かさつきや赤み、湿疹など、肌トラブルの原因となります。生活の中で、肌を必要以上に乾燥させない工夫をしましょう。
乾燥しすぎを防ぐポイント
・熱いお湯での入浴や洗顔を避ける
・ボディーソープなどでの洗いすぎに注意
・入浴後、肌が渇ききらない状態でクリームなどを塗る
・加湿器を使うときは、湿度を50~60%にキープする
インフルエンザの予防は日頃の生活習慣から
毎日の手洗い・うがい・バランスのとれた食事を心がけ、予防につとめましょう。