2013年11月20日更新
●インフルエンザは「うつらない・うつさない」対策を!
日々、気温が低くなり、空気の乾燥も感じられ、本格的にインフルエンザに注意したい季節となりました。
インフルエンザ対策の基本となる「手洗い」「うがい」「咳エチケット」への心がけを徹底するとともに、ウイルスに負けない健康的な体づくりや、「うつらない・うつさない」ための環境づくりに関心をもつようにしましょう。
○○インフルエンザ対策の基本をおさらいしましょう○○
●手洗い
インフルエンザに限らず、風邪などの予防のためにも徹底したい「手洗い」。石鹸を使用し、手の甲や指と指の間、指先や爪の間、手首の周りまで洗います。洗った後は、きちんと拭いて乾かすこともお忘れなく。
●うがい
「うがい」で細菌やちり・ほこりなどを取り除いて洗浄し、口の中からウイルスを寄せ付けないようにします。帰宅後や、食事の前後、人ごみの中で過ごした後、空気が乾燥している時などに行いましょう。
●咳エチケット
インフルエンザの主な感染経路は、感染した人の咳やくしゃみによる飛沫感染だといわれています。自分が周囲からうつされるだけでなく、うつす可能性もあります。気になる時はマスクを着用するのがマナーです。
毎日の食事でウイルスに負けない体づくりを
インフルエンザを予防するには、ウイルスを体内に侵入させないことが大事。毎日の食事で体の免疫力を高め、ウイルスへの抵抗力をつけるようにしましょう。
○肉、魚、卵などに含まれるタンパク質
→体の生命維持や活動に必須の栄養素で、免疫細胞の材料になります。
(豚肉・牛肉・アジ・イワシ・卵・牛乳 など)
○緑黄色野菜などに含まれるビタミンA
→丈夫な皮膚や粘膜をつくり、鼻やのどを守ってウイルスの侵入を防ぎます。
(ニンジン・カボチャ・小松菜・レバー など)
○野菜や果物などに含まれるビタミンC
→抗酸化性をもち、体の免疫力を強化してウイルスへの抵抗力を高めます。
(キャベツ・サツマイモ・イチゴ・ミカン など)
インフルエンザの最新情報をチェックしよう
インフルエンザは、毎年11月から翌4月にかけて流行します。早めの予防対策を心がけ、発生状況などについて関心を持つようにしましょう
「国立感染症研究所 感染症疫学センター」
インフルエンザ予防接種はお早めに!!
ワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5ヶ月とされていますので、流行前の遅くとも12月中旬までには予防接種を受けましょう。