2013年12月16日更新
●インフルエンザを防ぐために!
今月より、インフルエンザが本格的に流行し始める時期に入りました。
インフルエンザは風邪とは違い、高熱や、全身の倦怠感などの症状が強く表れ、症状が重い場合は死亡するケースも見られます。
予防対策としては、最も効果的なワクチン接種を受けるほか、十分な体調管理と、手洗いやうがい、マスクの着用を習慣づけるなど、日常生活での心がけが大切です。
★手洗い・うがいでウイルスを寄せ付けない!
外出先からの帰宅時や、食事の前後、人ごみの中で過ごした後など、そのほか気になった時には「手洗い」「うがい」をしましょう。
手洗いには石鹸を使用し、手の甲、指と指の間、指先や爪の間など細かい部分、手首の周りまでしっかりと洗います。洗った後は、きちんと拭いて乾かしましょう。
★免疫力を高めてウイルスに負けない体をつくる
食事と睡眠をしっかりとって、体の免疫力と体力アップをはかりましょう。
ビタミンA、ビタミンCなどが豊富な野菜は、ウイルスへの抵抗力を高めます。また、きちんと睡眠時間を確保して、その日の疲れを残さないようにすることも大事です。日頃から規則正しい生活を心がけ、体の健康状態に注意を払ってください。
★適度な湿度を保って喉や鼻を守りましょう
空気が乾燥した状態の屋外または屋内で過ごしていると、喉の粘膜の防御機能が低下し、ウイルスの影響を受けやすくなります。特に湿度が40%以下になるとインフルエンザウイルスが活発になり、感染力が高まります。室内では加湿器を使うなどして、適切な湿度(50~60%)を保つようにしましょう。マスクの着用も、喉や鼻の乾燥防止に効果的です。
○インフルエンザ予防接種は12月中には受けましょう○
予防接種のワクチンが十分な効果を維持する期間は、接種後2週間から約5ヶ月とされています。インフルエンザは12月から流行のピークを迎えますので、今月中には予防接種を受けるようにしてください。