2013年12月18日更新
●食べ物で風邪をひかない体をつくろう
冬は、日々の過ごし方や、ささいな体調の変化によって、風邪をひきやすい状況にあります。
風邪への対処法としては、うがい・手洗いなどで予防対策を行うほか、きちんと食べて栄養をつけ、環境の変化やウイルスに負けない体づくりを心がけたいもの。毎日の食事から風邪対策を考えてみてはいかがでしょう。
○○12月22日は「冬至」です○○
冬至は、一年のうちで最も陽が短く、この日を境に寒さが一段と増していきます。
日本では昔から「冬至の日にかぼちゃを食べるとよい」とされていますが、これには、冬の寒さを乗り切るために栄養をつけるという、先人の知恵が込められています。
◎冬に食べたい、かぼちゃの効用
かぼちゃの旬は夏ですが、保存が効くため、冬場には貴重な栄養源となります。
かぼちゃは、体の免疫力を高めるβカロテンや、体の冷えを改善するビタミンEなどを豊富に含み、まさに風邪の予防にぴったりの食材です。煮たり茹でたりしてホクホクの食感と素朴な甘味を活かすほか、油を使う料理にすると、カロテンの吸収率が良くなります。
かぼちゃは、体の免疫力を高めるβカロテンや、体の冷えを改善するビタミンEなどを豊富に含み、まさに風邪の予防にぴったりの食材です。煮たり茹でたりしてホクホクの食感と素朴な甘味を活かすほか、油を使う料理にすると、カロテンの吸収率が良くなります。
★煮物に・・・・だし汁に砂糖、酒、みりん、醤油を合わせて、素材の味を活かした含め煮など。
★揚げ物に・・・・天ぷらのほか、茹でたものをジャガイモの代わりに使ってコロッケにしても。
★サラダに・・・・茹でて薄切り又はつぶした状態にして、マヨネーズやドレッシングで和える。
★スープに・・・・茹でたものを裏ごしして、かぼちゃのポタージュなど。皮ごと使うのもよい
◎「柚子湯」もお試しください!
冬至の習わしとして「柚子湯」に入ることも知られていますね。「柚子湯」は端午の節句の「菖蒲湯」と同様、厄払いの風習とされています。
柚子を入れたお風呂は香りが良く、体も温まり、リラックス効果が期待できます。丸ごと湯船に浮かべるほか、皮だけをガーゼやネットなどで包んだものを入れてみましょう。
柚子を入れたお風呂は香りが良く、体も温まり、リラックス効果が期待できます。丸ごと湯船に浮かべるほか、皮だけをガーゼやネットなどで包んだものを入れてみましょう。
★柚子の旬は冬。料理にも使える柚子は、冬の食卓の彩りや香りづけに活躍します。
実や果汁より皮の方の栄養価が高く、風邪の予防に役立つビタミンCや、疲労回復を助けるクエン酸などが豊富です。煮物や吸い物のトッピングに、鍋物の薬味やポン酢に使ってみてはいかがでしょう。