2013年12月10日更新
●お酒と上手に付き合いたい忘年会シーズンです
12月は、忘年会やクリスマスなど、お酒を飲む機会が増えますね。
お酒には食欲を増進させたり、気分を高揚させたり、ストレスを和らげたりする働きがありますので、親しい仲間内で集まったり、日頃の労をねぎらったりする時の雰囲気づくりに、一役買ってくれます。
ただし、そうは言っても飲み過ぎは禁物。過度な飲酒による二日酔いや胃もたれは、翌日に差し支えます。適量を守って、上手にお酒を楽しみましょう。
飲み過ぎ・食べ過ぎに注意して楽しいひと時を!
★空腹状態での飲酒は避けましょう
胃の中に食べ物がない状態でお酒を飲むと、胃壁がアルコールによるダメージを受けやすく、酔いが回りやすくなってしまいます。お酒と一緒に食事をとって、胃を守るようにしましょう。
★適度におつまみを食べましょう
食べ過ぎはいけませんが、おつまみも食べずにお酒だけを飲み続けるのは、体に良くありません。 胃腸にやさしく、消化しやすい薄味のおつまみがオススメです。塩辛いものや脂っこいものは控えること。
★ほどほどの量を心がけましょう
一般的には、アルコール血中濃度0.1%程度までが健康的にお酒を楽しめる状態とされています。個人差はありますが、ビール大瓶なら1~2本まで、日本酒なら1~2合まで、ウイスキーのシングルなら2~3杯までが適量といえます。
連日の飲酒は禁物! 休肝日を設けましょう
肝臓がアルコールを処理するまでには、適量の飲酒でも約6~7時間程度かかるといわれています。
この時期はお酒の席に誘われる機会が増えがちですが、体のためには、週のうち二日ほど休肝日を設けるのが理想的です。