2014年2月3日更新
●そろそろ花粉症にご注意ください
これからのシーズン、引き続き風邪やインフルエンザ対策を心がけるのはもちろん、同様に注意しておきたいのが「花粉症」。 日本気象協会の2014年春の花粉飛散予測によると、早い地域では今月からスギ花粉の飛散が本格化していきます。
まだ花粉症に悩まされていない方も、花粉症について知り、適切な対処法や予防策を覚えておくようにしましょう。
花粉症は、スギやヒノキなどの樹木や草木の花粉に対するアレルギー反応です。 花粉が目の周りや鼻の粘膜に付着することにより、かゆみ・腫れ・くしゃみなどの症状が現れます。
対策として、日常的にできるだけ花粉との接触を防ぐ工夫をするほか、免疫力を高めるための体質改善に取り組むことも重要です。
◎花粉症のためのセルフケア
外出時にはマスクや眼鏡を着用し、体内に花粉を取り込まないよう努めましょう。
・専用のマスクや眼鏡であれば、花粉の侵入を防ぐ効果大!
・上着はナイロンなど表面が滑りやすい素材のものがオススメ。
家の中でも油断は禁物。帰宅時に花粉を室内に持ち込まない対策をしましょう。
・花粉吸引ブラシなどを使い、玄関で衣服の花粉を取り除いてから入室すること。
・帰宅時には手洗い・うがいだけでなく、洗顔で目や鼻の周りも洗うこと。
部屋の掃除をこまめに行い、花粉を追い出すようにしましょう。
・掃除機で部屋のほこりと一緒に花粉をしっかり除去!
・花粉が舞い込むのを避けるため、窓や戸をむやみに開閉しないこと。
基本的な生活習慣を見直し、免疫力アップのための体質改善を心がけましょう。
・栄養バランスのとれた食事で、身体の中から健康づくりを。
・基礎体力は必須! 毎日の運動で筋力・体力を維持すること。
・免疫力は就寝中につくられます。睡眠時間をきちんと確保しましょう。
◎つらい症状のときは医師に相談を
花粉症の一般的な治療法は、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬などの点眼・内服により、アレルギー症状の軽減をはかるものです。医師との相談のうえで、これらの治療を根気よく続けていきましょう。
花粉症の治療を受ける際、内服薬、点鼻薬、点眼薬など複数の薬を使用し、薬代の負担が増える場合には、ジェネリック医薬品への切り替えをご検討ください。処方された先発医薬品に対し、その代替となるジェネリック医薬品があれば、医師や薬剤師に相談のうえで、ジェネリック医薬品の処方を受けることができます。