2014年2月7日更新
●ご存知ですか? 医療費の仕組み
現在、みなさんが病気やけがなどで医療機関を受診した際、窓口で支払う金額はかかった 医療費の3割。残りの7割は、当健保組合が支払っています。
とはいえ、この7割は、実際にはみなさんの毎月の給料から天引きされる保険料と、勤め先の 事業主の保険料負担とでまかなわれているものです。私たち一人ひとりが負担している 大切な保険料の使い方を、見直してみませんか。
医療費は、みなさんが納めている保険料から支払われます!
健康保険は、働いている人たちが収入に応じて保険料を出し合い、また事業主も負 担して、病気・けが・出産・死亡などの際に必要な医療費や一時金、手当金等の支給 を行うものです。もし健保組合で支払う医療費が増えた場合には、健康保険料の見直しが必要になります。
むやみに「はしご受診」「時間外受診」をしていませんか?
診療を受ける医療機関を何度も変えることを「はしご受診」といいます。病院を変 えると、そのたびに初診料がかかるため、同じ医療機関に通う場合と比べて初診料や再診料の自己負担が大きくなります。
また、診療時間外の時間帯や休日、深夜に受診すると、初診料や再診料に加算が付 きます。医療機関によっては、診療時間内でも18時以降は加算料金がかかる場合も あるので、緊急でない限り8時~18時の間に受診することをお勧めします。
深夜(22時~6時) |
休日(日曜・祝日) |
時間外 |
|
---|---|---|---|
初診料 |
+ 4,800円 |
+ 2,500円 |
+ 850円 |
再診料 |
+ 4,200円 |
+ 1,900円 |
+ 650円 |
(6歳未満は異なります。)
身近な診療所や、かかりつけのお医者さんで受診しましょう。
風邪などの日常的な症状であれば、身近にある診療所や、自分の病歴や体質などを把握し何でも相談できる「かかりつけ医」で受診しましょう。
診療所で対応できない場合には、必要に応じて紹介状を書いてもらい、大病院での診療を受けることもできます。大病院で紹介状なしで受診する場合、初診料に特別料金が加算されることもあるのでご注意ください。