2014年4月11日更新
●知っておきたい健康保険② 健康保険を使う前に
健康保険の役割のひとつに、病気やけが、出産、死亡などのときに必要な医療や現金を支給する「保険給付」があります。
これは、健康保険の加入者であるみなさんや事業主様が納めた毎月の保険料をもとに、健康保険組合から支払われているものです。
私たちのお金でまかなう保険料ですので、大切に使うように心がけましょう。
医療費の窓口自己負担割合は「3割」です
現在、小学校入学後~69歳までの健康保険加入者の窓口負担割合は3割で、7割は健康保険組合が負担しています。窓口での負担割合は少ないとはいえ、残りの7割も、元はご自身方で納めた保険料でまかなわれていることを忘れないようにしましょう。
★ 受診の仕方を見直しましょう ★
同じ病気で複数のお医者さんにかかる「はしご受診」や、通常より割高になる「時間外受診」などを繰り返していませんか?
4月から診療報酬の改定により、初診料・再診料が引き上げられています。このような受診の仕方をしていると、一度にかかる医療費が、これまで以上に増えることになりますので、やむを得ない場合以外は控えるよう注意してください。
★ 何よりも普段の健康管理が大切です! ★
できるだけ医療費がかからないようにするには、いつも健康でいることが一番です。バランスのよい食事や適度な運動、睡眠と休養をきちんととることを忘れず、規則正しい生活を心がけましょう。
定期的に健康診断を受けて、自分の体の健康状態をチェックすることも大切です。