2014年4月16日更新
●保険証は正しく使い、しっかり管理!
病気やけがの時に病院で使用すると、費用が一部負担で済む「保険証」。実はけがでも使えない時があるのをご存知ですか?他にも、保険証は使えますが届け出書類が必要になる場合もあります。
また、身分証明書にもなる保険証は、紛失したり盗難にあってしまうと悪用される恐れがあります。取り扱いには十分注意しましょう。
仕事中のけがに保険証を使ってはいけません
通勤途中や仕事中に起こったけがは、労災保険が適用されるため、健康保険は使えません。速やかに職場の担当部署に連絡してください。
保険証を使ったときは忘れずに届出を
交通事故やけんか、他人の飼い犬に咬まれた場合などの第三者の行為によってけがをした場合、健康保険は使えます。しかしその医療費は原則として相手(第三者)が支払うものです。後日、健康保険の負担した医療費を相手(第三者)に請求しますので、「第三者行為による傷病届」などの必要書類を健保組合にご提出ください。
★ 保険証・・・こんなことに気をつけて!
保険証は、クレジットカードなどのように停止することができないため、紛失してしまわないように気をつけましょう。
ご家族1人1枚の保険証です。
日頃からご家族で保管場所を決めておき、すぐに取り出せるよう大切に保管しましょう。特にお子さんやお年寄りの保険証の紛失にご注意ください。
住所は裏面の住所欄に記入してください。
変更があった場合は、ご自身で訂正してください。訂正のできない場合は「訂正用シール」を用意いたしましたので、お申し出ください。