2014年5月5日更新
●症状のない方も意識したい、花粉症対策
毎年、花粉症に悩まされ、まだまだ不便な思いをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今年の花粉の飛散数は、前年に比べて少ないといわれていますが、花粉症は、これまで経験のなかった人でも急に発症する場合があります。
また、症状を長引かせないためにも、できるだけ花粉を寄せつけないよう心がけたいものです。
◆ 外出中の花粉対策 ◆
・マスクの着用をお忘れなく!
花粉専用マスクを着用すると、花粉の吸引量を、マスクを着けていない時の約1/6まで抑えられます。
・メガネやサングラスも効果的!
普通のメガネでも有効ですが、花粉症用であれば、目の周りに付着する花粉量を約1/4まで抑えられます。
・帽子で花粉を寄せ付けない!
髪には花粉がつきやすいので、帽子を被るのがオススメ。髪の長い人は、なるべく一つにまとめておくと良い。
◆ 帰宅時の花粉対策 ◆
帰宅時は、玄関の外で髪や上着をはたき、花粉を落としてから室内に入りましょう。また、すぐにうがい・手洗い・洗顔をして、手や顔に付いた花粉を洗い流します。
このほか、バランスの良い食事や睡眠、適度な運動を心がけるようにして、体質改善・免疫力アップに取り組むことも大切です。
☆ 5~7月はイネ科の花粉に要注意! ☆
これから夏にかけては、イネ科の植物の開花時季です。 イネ科で代表的なものは「カモガヤ」とよばれる植物で、スギ・ヒノキによる花粉症と同様、目や鼻の症状、皮膚のかゆみといった全身症状が出やすいのが特徴です。
イネ科の植物は、スギ・ヒノキに比べて丈が低いため、花粉はあまり遠くまで飛びません。そのため、イネ科の植物が生えている場所に近づかないようにするだけでも、花粉を避けることができます。