2014年6月2日更新
●今年の夏は健康一番! ①今から熱中症対策
熱中症の危険は、真夏だけではありません。例年6月頃からだんだんと熱中症にかかる人が増え始めます。
熱中症は、気温だけでなく湿度の高さも関係し、また、からだが暑さに慣れていないとかかりやすくなります。
これからやってくる夏本番に向けて、今から熱中症に負けないからだづくりを始めましょう!
汗をかく習慣を身につけよう!
人は体温が上がると、汗をかいたり皮膚から熱を逃がすことで体温を下げようとします。しかし、暑さに慣れていないからだは汗をかく量が少なく、体温の調節がうまくいかずに熱中症を発症しやすくなります。
熱中症に負けないからだをつくるために、日ごろから簡単なトレーニングをして、汗をかく習慣を身につけましょう!
◆ トレーニングのコツ ◆
★基本は適度な有酸素運動
早歩きウォーキングなど、ややきつい程度の運動が最適です。30分~1時間、週4日以上を目標に行いましょう。
★効果が現れるまでに1~4週間
年齢や体力にもよりますが、トレーニングの効果が現れるまでにこのくらいの期間がかかります。体力のない人は時間がかかることが多いので、早い時期から始めるとよいでしょう。
★効果はトレーニングをした期間と同じだけ続く
たとえば、2週間トレーニングをすると、トレーニングをやめてからも2週間は効果が期待できます。暑い時期も、朝や夕方などの涼しい時期に継続して行うことをおすすめします。
★半身浴も効果あり
ややぬるめのお湯に20分ほどつかると、汗腺が活性化します。ぜひトレーニングとあわせて実践しましょう。
★トレーニング前の水分補給も忘れずに
飲み水が小腸で吸収されて体内の細胞に届くまで、30分~1時間かかるといわれています。運動を始める30分前には水分を摂っておくようにしましょう。
朝ごはんでも熱中症予防!
夏場は睡眠中も大量に発汗しているため、朝起きたときにはすでに軽度の熱中症状態になっています。朝ごはんをしっかりと食べて、失われた水分と塩分をバランスよく補給することが大切です。
これから夏に向けて、どんなにあわただしくても朝ごはんをきちんと食べる習慣をつけておきましょう!