2014年6月4日更新
●健診は「受けた後」が大切です!
春の健康診断で再検査などの対象となった方には、健診機関から案内が届きますので、必ず受検しましょう。健診は結果が出ただけで終わらせず、その結果に基づいて日々の生活習慣を改善し、長期的な健康管理に生かしていくことが大切です。
下のような流れに沿って、年単位で健康を管理していきましょう。今年度の健診結果をもとに努力した成果を次年度の健診でチェックすることで、毎年モチベーションを保ちながら健康向上に取り組むことができます。
異常の疑いがある方は、必ず再検査を
第一次健診は、からだ全体を広く浅く調べて、異常の疑いがあるかどうかを調べる検査です。そのため、疑いがある場合には再度検査を行い、詳しく確かめる必要があります。
再検査・経過観察の対象となった方は、病気がある可能性がありますが、重大な病気になる前に発見・治療に取り組むチャンスだととらえましょう。
追求検査 | |
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要精密検査 要再検査 |
原則として前回の健診から2週間以内に受検 |
要経過観察 |
保健指導等のアドバイスを生かし、日頃の生活習慣等を改善のうえ、1・3・6ヵ月後の対象の時期に再度検査 |
生活習慣の改善に、特定保健指導を活用しましょう
特定保健指導は、メタボリックシンドロームに着目した生活習慣病予防のための保健指導です。保健師や管理栄養士がみなさんと一緒にご自身に合った改善プログラムを考え、定期的にサポートしていきます。
保健指導 | ||
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特定保健指導 |
動機付け支援 |
30歳と35歳以上の健診受検者のうち、該当された方について、原則として1年かけてメタボ対策に取り組み、生活習慣の改善等をサポート |
積極的支援 |
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健診後の 事後指導 |
特定保健指導に該当されない方で、発症の予兆のある方を対象に実施 |