お知らせ
2014年6月9日更新

●かしこい受診とジェネリック医薬品の活用を!

 お医者さんにかかったときに支払う医療費や、処方してもらったお薬の明細、みなさんよく見ていますか?

 実は、同じ質の医療を受けて、同じ効果の薬をもらう場合でも、受診のしかたやジェネリック医薬品を使うかどうかによって、かかるお金が大きく変わってきます。
 みなさんが支払う医療費の負担を軽くし、そして医療保険財政の悪化と保険料率の上昇を防ぐために、これからご紹介するコツを、ぜひ実践しましょう。


かしこく受診するコツ

①診療時間内に受診する

 時間外、休日、深夜などの受診は割増料金がかかります。
 医療機関によっては、診療時間内でも、早朝や夜間に受診すると割増料金がかかる場合がありますので、急を要する場合以外はなるべく8時~18時の間に受診することをおすすめします。

②大病院は、必要なときに、紹介状をもらって受診!

 紹介状を持たずに大病院(病床数200床以上)を受診すると、病院が独自に定める 「特別料金」 が、初診料に上乗せされます。
 まずは身近な診療所やかかりつけ医で受診し、大病院は、必要な場合に紹介状をもらって受診するようにしましょう。

③「はしご受診」をしない

 個人的な都合で受診先をコロコロ変える「はしご受診」は、変えるたびに初診料がかかるため、負担が大きくなります。
 治療が中途半端になったり、検査や薬が重複することで体に害をもたらす場合もあるので、必要もなく受診先を変えるのはやめましょう。


ジェネリック医薬品の活用

●ジェネリック医薬品に切り替えるメリット

 ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先発医薬品と同じ有効成分で作られ、効果や品質、安全性が同等でありながら、開発コストが抑えられる分、3~5割程度安い価格で販売されています。
 すべての医薬品にジェネリック医薬品があるわけではなく、また医師の治療方針によっては薬を替えられない場合もありますが、利用できるときは積極的に利用して、薬代を安くしましょう。

 「かんたん差額計算」サイトで、現在処方されている薬の製品名を入力すると、ジェネリック医薬品に切り替えた場合にどれくらい薬代を安くできるか調べることができます。当組合トップページ からご利用ください。


●ジェネリック医薬品の希望を伝えるには

 ジェネリック医薬品の使用を相談しづらい場合は、「ジェネリック医薬品お願いカード」などを病院の窓口で提出して意思表示をすることもできます。
 保険証や診察券、お薬手帳などに貼る「ジェネリック希望シール」が付いたリーフレットもご用意しておりますので、希望される方は、当組合までお気軽にご連絡ください。
(問い合わせ先/業務課 TEL:052-211-2439)


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◆ジェネリック医薬品について知りたい方のご参考に◆

 厚生労働省ホームページ
「ジェネリック医薬品への疑問に答えます ~ジェネリック医薬品Q&A~」
(平成24年3月公表分に一部加筆・編集を行い、同7月に出された小冊子です)


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