2014年6月12日更新
●新入社員のみなさん、慣れてきた頃こそストレス対策を!
4月、5月、6月…。4月に入社された方も、もう3ヵ月目となりますが、ストレスや疲れが溜まってはいませんか?
学生から社会人になり、仕事や周囲との付き合いがなかなかうまくいかず、「こんなはずじゃなかった…」と嘆いている方もいるかもしれません。
しかし、社会人生活はまだ始まったばかり。これから10年、20年と長く元気に働いていくためにも、今はあせらず、心身のストレスを上手に解消していく方法を身につけましょう。
慣れてきた頃が要注意! 「変化」疲れ
社会人になって経験する、さまざまな環境の「変化」は、それが嬉しいことでもつらいことでも、心身のエネルギーを消耗させてしまいます。会社に慣れてきたと思っても、「部署配属」や「夏季休暇明け」などは「変化」疲れを感じやすいので注意が必要です。
疲れたなと感じたときは、次のことを心がけ、心身の疲れを回復させましょう。
★変化に変化を重ねない
たとえば、配属されてすぐに習い事を始める、遠くへ旅行をする、などは避けた方が無難です。新しいことに慣れてから、次の新しいことをスタートさせましょう。
★栄養バランスのとれた食事、良質の睡眠を心がける
まずはからだの疲労を蓄積させないことを心がけましょう。
★リラックスする時間を多めに作る
何もせずにくつろぐ時間をつくることも大切です。好きな音楽をかけたり、お香などをたいてもよいでしょう。
★完璧主義はやめて「7割主義」になる
仕事を抱え込んでいませんか? 一人で頑張り過ぎず、ときには上司や同僚に相談し、助けてもらうことも大切です。
ストレスの原因を見つけて対策を
つらいストレスを感じている方は、まずその原因を考えてみましょう。仕事や人間関係など、あなたが「苦手」だと感じているものが、ストレスの原因になっていることが多いものです。ストレスの原因となる「苦手」がわかれば、次はその「苦手」への対処法を考えてみましょう。「なぜそれが苦手なのか、つらいストレスになるのか」をじっくりと考え、自分でコントロールできることがあれば対策を立ててみることです。考え方を変えることで、意外と簡単に「苦手」を克服できる場合もあります。
考え方を変えて、「苦手な人・仕事」にも上手に対処
苦手な先輩・上司がいる
⇒マイナスの鏡だと思えば、反面教師にできる!
「苦手」な部分は、自分が「絶対にそうなりたくない」と考えているところでもあります。目の前で反面教師を演じてくれているのだと思えば、その人が哀れに思えてきて、苦手な気持ちを消化しやすくなります。
苦手な仕事がある
⇒自分のためのメリットを見つけ出そう!
「営業の外回りが苦手」だったら、「工夫次第で運動になり、ダイエットができる」など、こじつけでもいいので、その仕事がもたらす自分のメリットを見つけ出しましょう。意識するポイントを変えれば、苦手な仕事も取り組みやすくなるかもしれません。