お知らせ
2014年6月16日更新

●毎月19日は食育の日。食中毒の予防方法を確認しましょう

 毎年6月は食育月間、そして毎月19日は食育の日です。この機会に、あらためて食中毒の予防方法を確認しましょう。

 食中毒を引き起こす主な原因である「細菌」の多くは、室温(約20℃)で活発に活動し始め、人間の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。また、湿気も好むので、気温と湿度の両方が高くなる梅雨の時期に食中毒が増え始めます
 以下に紹介する予防の三原則とポイントを確認して、自分や家族を食中毒から守りましょう。

食中毒予防の三原則は、
「つけない」「ふやさない」「やっつける(殺菌する)」

★★★ 予防のポイント ★★★

①手洗いを徹底!

  • 帰宅後、調理前、食事前、用便後は、忘れずに手を洗いましょう。
  • 調理中も、生の肉、魚介類、卵などを触ったあとは、その都度石けんで手を洗いましょう。
  • 手洗いの手順についてはこちら

手洗いイメージ

②生鮮食品を買うときは新鮮なものを!

  • 肉や魚の汁がもれないように、別々のビニール袋などで分けて包み、クーラーボックスや保冷剤で低温保存して持ち帰りましょう。
  • 帰宅後は汁がもれていないか確認し、すぐに冷蔵庫・冷凍庫に入れましょう。
  • 冷蔵庫・冷凍庫を適温に保つため、開け閉めを少なくして、詰め過ぎにも注意しましょう。

肉イメージ

③加熱が必要な食品は十分に加熱!

  • 加熱するものは中までしっかり火を通しましょう。
  • 電子レンジ料理は、途中で混ぜたりして加熱ムラを防ぎましょう。
  • 調理したものはできるだけすぐに食べて、すぐに食べないものは小分けして冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。

加熱イメージ

④調理器具は清潔に保つ!

  • 包丁やまな板などは、使用後すぐに洗い、最後に熱湯をかけるか塩素系漂白剤などで殺菌しましょう。
  • ふきん類もすぐに洗い、十分に乾燥させましょう。

殺菌イメージ

食べ物のにおいや味が少しでもおかしいと思ったら、
食べるのをやめましょう!

●手洗いの手順 ①~⑥までを2回くり返し、菌やウイルスを洗い流しましょう

①手全体を流水でぬらして、石鹸等を手に取り、手のひらをこすり合わせて泡立てます。
②手の甲に、石鹸をのばすようにしてこすります。
③指先や爪の間を念入りにこすります。
④指の間もしっかりと洗います。
⑤親指と手のひらをねじり洗いします。
⑥手首もくるくると、回すようにして洗います。
⑦石鹸とともにウイルスを洗い流す要領でしっかりとすすぎ、ペーパータオルで水分をふき取ります。

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