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2014年6月20日更新

●今年の夏は健康一番! ③水分不足の危険と補給のコツ

 「水分補給が大切」とよく言いますが、なぜ・どのくらい必要なのかを知っていますか?

 体の中の水分が不足すると、
・汗をかいて体温を下げることができなくなる
 →熱中症
・血液の粘度が高くなり、血栓ができやすくなる
 →脳梗塞や心筋梗塞
などの危険が生じる原因になったりします。

 厚生労働省によると、平均的には今よりコップ2杯多く水を飲むことで、1日に必要な水分量をおおむね確保できるそうです。

のどが渇く前に水分補給

→のどの渇きを感じた時点で、体内の水分はかなり減少しています。のどが渇いていなくても、定期的に水分補給しましょう。

水分が不足しやすいタイミングで補給

起床時、就寝前、運動前・中・後、入浴前・後、飲酒中・後など。
寝ている間に呼吸や汗によって水分が失われるため、起床直後はしっかりと水分補給しましょう。また、からだが小腸から水分を吸収するまでに少し時間がかかるため、スポーツをする場合、30分前には水分補給しておくのが理想です。

飲むものは「水」が基本

→砂糖や塩分などの濃度が高いと、吸収までの時間が長くなるので注意しましょう。また、アルコール多量のカフェインを含む飲料は、尿の量を増やして体内の水分を減らしてしまうので、水分補給には適しません。

汗をかいたら「+塩分」

→大量に汗をかくと、汗と一緒に体内の塩分も流れ出てしまいます。このとき水分だけを補給すると、血液中のナトリウムの濃度がさらに低下し、こむら返りなどを起こすことがあります。スポーツドリンクや塩水(水1リットルに塩一つまみ程度)などで塩分も一緒に補給しましょう。ただしスポーツドリンクは、エネルギー補給のために糖分量が多いものもあるので注意しましょう。

屋外でも屋内でもこまめに水分補給

→一度に大量の水分を摂ると、胃液が薄まり、胃の働きが悪くなって消化不良につながることがあります。コップ1杯程度をこまめに飲むようにしましょう。

そこで…マイボトルのススメ

こまめな水分補給ができるため、熱中症対策として便利なマイボトル。さまざまなデザインがあり、サイズ・素材・機能が選べるようになっています。数本そろえて、その日の気分で使い分けるのも楽しいですよ! 節約・エコにもつながりますね。

※ 衛生面にはご注意ください。

 

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