2014年6月24日更新
●紫外線をしっかりとガードしましょう!
紫外線は、6月からすでに7月や8月と同じくらい降り注いでいるのをご存じですか? 曇っているときでも、80%以上の紫外線が雲を通過し、私たちのからだにダメージを与えています。
一方で、からだが「暑さ」を感じるもととなる赤外線は、曇りの日はその多くが雲に吸収されるので、涼しく感じます。曇っているからといって、暑く感じないからといって、紫外線が少ないわけではないことに注意が必要です。
紫外線は、しみやしわだけでなく、さまざまな病気の原因にもなります。以下の記事を参考に、しっかりとガードしましょう!
紫外線には3種類あります
UV-C
大気層で吸収され、地表には到達しない
UV-B
ほとんどは大気層で吸収されるが、一部は地表へ到達し、皮膚や眼に有害
日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因になる
UV-A
UV-Bより弱いが、長時間浴びるとしみやしわの原因になる
うっかり日焼けにご用心! | 洗濯やごみ出しの際にうっかり浴びてしまう紫外線にも注意しましょう |
1. 日焼け止めで紫外線カット!
紫外線をもっとも確実にカットする方法は、日焼け止めを塗ることです。しっかりと遮断するためには、厚めに塗ることと、2~3時間おきに塗り直すことが大切です。
日焼け止めの「SPF」「PA」って何?
- SPF
UV-Bに対するブロック効果を示すものです。SPF1ごとに約20分くらいのブロック効果がある(SPF30なら20×30=600分)という計算で、どれくらい日焼けを遅らせることができるかを数値化しています。 - PA
UV-Aに対するブロック効果を示すもので、「+」~「++++」までの4段階があり、+の数が多いほどブロック効果が高くなります。
つまり、SPFが高くてPAのプラスが多いものが良いの?
必ずしも良いとはいえません。効果が高いものは、その分肌への負担も大きくなりがちです。
状況に応じて使い分けることをおすすめします。
日常生活(散歩・買い物等) | SPF10~20 | PA+~++ |
屋外での軽いスポーツやレジャー等 | SPF15~30 | PA++~+++ |
炎天下でのレジャー、リゾート地でのマリンスポーツ等 | SPF30~50 | PA++~++++ |
2. 衣服や小物で紫外線カット!
◆衣服
長袖や襟付きシャツなど、からだを覆う部分の多い衣服が効果的です。
◆帽子
ツバの広い帽子が理想的です。
◆日傘
簡単で効果的に紫外線をカットできるアイテムで、色による差はありません。
◆サングラス
必ず紫外線カット作用のあるものを選びましょう。