お知らせ
2014年7月16日更新

●夏野菜を食べよう! 育てよう!!

 夏の代表的な野菜は,トマト・キュウリ・ピーマン・オクラ・ナス・トウモロコシ・枝豆・カボチャなどです。これらのカラフルな野菜たちには、ほてった体を冷やす作用や、水分を補う作用、暑さで奪われやすいビタミンを補給する作用などがあります。
 旬の時期は栄養価も高く、たとえばトマトのリコピン含有量を比べると、旬の8月は2月の約3倍にもなるそうです!

 また、最近では家庭菜園でいろいろな野菜を作っている人も多いと思います。自分で育てた野菜の味は格別ですよね。夏野菜のお手入れのポイントも復習しましょう。

主な夏野菜の栄養

【トマト】
イメージ:トマト ビタミンCが多く、トマトの赤色は「リコピン」という抗酸化物質によるものです。リコピンは免疫力を高め、がんの予防、細胞の酸化・老化防止、皮膚や粘膜を健康に保つ、などの効果があります。

【キュウリ】
イメージ:キュウリ キュウリの約95%は水分で、カリウムが豊富です。カリウムには利尿作用や体を冷ます働きがあり、むくみやのぼせに効果があります。

【ナス】
イメージ:ナス ナスの約95%は水分で、カリウムが含まれ、からだを冷やす効果があります。また、ナスの紫色はアントシアニンという色素成分によるもので、眼精疲労に効果があります。

【ピーマン】
イメージ:ピーマン ビタミンC、E、カロチン、カリウムが豊富です。肌荒れや風邪の予防、がん予防、動脈硬化予防になります。

【オクラ】
イメージ:オクラ オクラのネバネバ成分である食物繊維が胃腸の調子を整えます。カルシウム、ビタミンC、鉄分も豊富です。

<お手入れのポイント>

●トマト
1週間に1回程度は株をチェックしてわき芽を摘み取る。
 トマトはわき芽をすべて摘み取り、主枝1本だけに実をつけさせます。こうすることで、実が大きく育つほか、日当たり、風通しがよくなり、病害虫の発生も予防できます。

イメージ:手入れ

●キュウリ
トマトと同様にわき芽はすべて摘み取り、風通しをよくする。
 最盛期のキュウリは朝夕2回収穫できるほど成長が早いので、毎日様子を見る必要があります。1日でも遅れるとすぐに大きくなり、巨大キュウリとなって、株に負担がかかります。

●ナス
実が大きくならないうちに収穫する。
 日当たりが悪いと色や光沢が悪くなるので、枝が込んできたら適当に枝を切って整枝しましょう。実が大きく育ちすぎると、皮や種が硬くなって味が落ち、株も衰弱してしまいますので、ある程度大きく成長したら早めに収穫しましょう。

イメージ:蚊

屋外で作業するときは、蚊に注意しましょう!

蚊にさされることで起きる病気

イメージ:寝込み 日本国内の場合、「日本脳炎」に感染する危険があります。
 ブタの間でウイルス感染が拡がり、そのブタをさした蚊が人をさすことによって感染します。

 症状:発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、意識障害、けいれんなど

 一般に、日本脳炎ウイルスに感染した場合、およそ1000人に1人が日本脳炎を発症し、発症した方の20~40%が亡くなってしまうといわれています。また、生存者の45~70%に精神障害などの後遺症が残ってしまうといわれています。
 日本脳炎は、ワクチン接種により75~95%発症を防ぐことができ、一般的には幼少期にワクチン接種をしています。

蚊にさされないように予防しよう!

イメージ:蚊取り線香

・長そで、長ズボンを身につけよう!
蚊の多い場所・時間帯に外へ出るときは、できるだけ長そで、長ズボンを着用するようにしましょう。また、蚊は暗い色を好むので、明るい色の衣類を着用すると良いでしょう。

・虫よけ剤を使おう!
蚊取り線香を利用したり、手足などの露出している部分に虫よけスプレーを使用したりしましょう。


★ トップページから「熱中症予防情報」がご覧いただけます ★

下記もあわせてご覧ください


★ トップページから「紫外線情報」がご覧いただけます ★